雪の湯宿を後に安曇野の版画工房を訪ねました。田んぼの中の普通のお家
呼び鈴を押すと、人なつこい黒猫が出迎えてくれました。プゥ~ンとインクの
匂いが鼻を刺激します。
ご主人・奥様・娘さんが出迎えてくれ、シルクスクリーンの製作過程を解りや
すく説明してくれました。手間のかかる過程や作品によせる思いを知り、作品
の見方もかわります。
でも芸術で大事なのは直感で何を感じるかということでしょうか
びっくりしたのはご主人だけでなく、みなさんがそれぞれの作品を作り、作家
として活動されている事でした。ちなみにご主人は安曇野の風景、奥様と娘さ
んは猫がモチーフです。
「雪が深いので冬は湯宿へは行けない」とご主人、でもギャラリーに新作が並
ぶのももうすぐです。
お茶を頂きながら、安曇野に惹かれ関西から来られたこと・生活の様子などを
聞き楽しい時間をいただきました。窓からはまだまだ雪深い爺ヶ岳・鹿島槍ヶ
岳・五竜岳が借景で楽しめます。
まざまな作品(絵・版画・工芸品・焼物)と作家との偶然の出会いは旅の楽し
みでもあります。
外見からは分からない工房兼住居(ホームページから借用)
購入した「田植えの時期」は部屋の中央へ
奥さんの猫の作品
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