冬季、道路が通行止めになった上高地へのアクセスは徒歩
です。釜トンネルまではタクシーを使って入ります。釜トンネル
はヘッドライト必携のはずですが、所々にスポットライトが光
りそのまま歩けます。新しくなった釜トンネルは傾斜が一定の10
.9%に設計されているそうです。100mで10.9m上がる傾斜です
が、足下も乾いていて安全にコンスタントに歩けます。大正池ホ
テルまでは登山靴、そこから先はスノーシューを履きました。
新雪の上の独特の浮遊感を味わいながら、梓川沿いを河童橋まで
歩きました。人がほとんどいないにもかかわらず、たくさんの生
き物とその気配が感じられます。ウサギ・テン・キツネの足跡、
出会いはニホンザルの群れ、キクイタダキ・エナガ・カワガラス
・コゲラ・キバシリ・ゴジュウカラ・マガモなどの鳥たちでした。
-15℃を超える極寒の中で、生き抜いて行く生命力には感動です。
こんな時期でありながら上高地は、国立公園としての管理がしっ
かりされていてびっくりしました。詳細は語りませんが、冬季に
上高地を目指す方は情報を自分で入手して下さい。
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