お花見で疲れました。原因は人の多さではありません。
幕張副都心にソメイヨシノがたくさん植えられている公園
があるのを教えていただき、よい季節なので足を運びまし
た。パナソニックが 32,000㎡の社有地に、建築家の安
藤忠雄氏の設計で505本のソメイヨシノを植えたさくら
広場です。地元でもみんなが知っている場所ではないのが、
なんとも不思議!なのですが。花は5分咲きくらいですが
面積に対する木の多さで、お花に囲まれます。人が少ない
時間なのでゆっくりお花を眺めましたが、なにか変~。
そう楽しくないのです。ここのすべてが建築物のように設
計管理されているのです。木と木の間隔・木の高さ・木の
根元を除きすべてがコンクリート。いやそれだけではあり
ません、命が感じられないのです。必ず目にする鳥や虫が
見られないのです。雑草もありません。都市空間ではこの
ように楽しむしかないのでしょうか?広い芝地に大きく枝
を広げる桜の木の下で、みなでお弁当を広げる時間を楽し
みたい私には、居心地が悪い空間でした。すなおに感動で
きない私は、老化が進んでいるのかもしれませんが。
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