真空管

 真空管展なるものが開催されているのを知り、覗いて見ました。今や目にする
こともないので、言葉さえ知らない方もいるかも知れません。
初めて無線のライセンスを取ったのは高校生、まだ真空管が全盛でラジオやTVに
使われていました。無線機も真空管を使って自作、ジャンクのTVの水平出力管を
取って送信管に使いました。( 6146・807・2001などの番号が頭の片隅に残っ
ています )個人のコレクションの展示のようで、数は多くはありませんが、その
歴史がていねいに紹介されています。
真空管は、その構造にヒーターという発熱器を持っており、それがほんのりと灯
ります。これがいかにも「私頑張ってます」を感じさせ、ファンの心をくすぐ
ります。もう使う事もありませんが、改めて技術の歴史に思いをめぐらす時間を
持ちました。
今はなきTRIOや憧れのコリンズの無線機の展示もあり、その質感やデザインが
素晴しい物であった事を感じます。
それにしても、この県立現代産業科学館なる立派すぎる施設は、その機能を十
分発揮できているのでしょうか?余計なことですが~

入場者は私のみ

懐かしい顔もあり
 

憧れだった名器 ’コリンズ’

 

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