紙のマニュアル

 最近はペーパーの操作説明書なるものはついて来ません。ほとんどがCDメデ
ィア、極端なものではホームページのURLが書かれた紙片が一枚というものもあ
りました。
経験があれば、必要な時にパソコンやタブレットで覗く程度で十分ですが、初
めての場合はそうも行きません。
メーカー側の立場としては、最新の情報をすばやく提供出来、使用者側も訂正
情報や新機能の情報が早く入手できる利点があります。
このところの考え方はメーカーによって大きく違っています。アマチュア無線の
無線機について、私の経験ではKENWOOD(ケンウッド)、八重洲無線は紙の
説明書を重視、ICOMはCDやウェブページをメインにしています。結局のところ
私はプリントして使っています。(かなり大変)
最近APRS機能が充実したトランシーバーTM-D710GSを購入したのですが、
久しぶりに良く出来たマニュアルに出会いました。内容がこなれています。
米国のElecraft社のKX3のマニュアルを思い起こしました。こちらも秀逸です。
今日届いたマニュアルについても一言、実は岩通計測株式会社(IWATSU)の
デジタルオシロを購入したのですが、国内生産品と言う事と、紙の取扱説明書
がついている?事が気に入り、選んだのですが。箱を開けると説明書はCDの
み、メーカーに電話すると。ご要望にはお答えできませんの回答。まあこんな
ものかと怒る気にもなりませんでしたが、販売店の営業の方に相談すると善処
していただけるとの一言。今日製本された立派な説明書が届いたのでした。
印刷するので少しまって下さいの言葉から察すると、わざわわざ印刷・製本
をしていただいたと思います。販売店?メーカー?どなたかまではさぐりま
せんが、このような対応ができる販売店の営業さんに出会えたことは幸運で
した。感謝です。売ってしまえばの風潮が渦巻く中で、心が温かになりました。
パラパラと紙をめくって考えをめぐらす時間は楽しいです。私には紙が一番です~

秀逸な取扱説明書KX3・TM-D710GS

わざわざ印刷して頂いた取扱説明書、感謝

 

 

 

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