見えない物を伝える

 尾瀬はもうに入っていました。広葉樹が色やに色づき来週には最盛期
を迎えそうな気配です。あと一ヶ月で小屋の営業も交通も終了です。
今回は沼山峠ルート、浅草から会津高原尾瀬駅へ向かいますが、先日9月9日の
大雨の影響で野岩鉄道の上三依塩原温泉口駅(かみみよりしおばらおんせんえき)
と会津高原尾瀬口間の架線の停電が復旧しないため、臨時ダイヤでの運行、自宅
から御池まで時間とさんざんな状況でした。線路脇の斜面にはあちこちにブ
ルーシートがかかっており、一雨ふれば線路が埋まってしまってもおかしくない
状況です。国道352号線の館岩(たていわ)付近は川の氾濫による大きな爪痕が
残っています。いつもの事ですが、改めてここでの生活の大変さを思い知ったの
でした。
尾瀬のインタープリテーション研修に参加したのですが、参加者は環境省・群馬
県・尾瀬保護財団・ガイド・ボランティアと多彩なメンバーに加え年齢層も広く、
充実した内容でした。
 ・フィールドに出て数枚の落葉を拾っての(特別保護区外)落葉ジャンケン
 ・御池田代でモチーフを見つけ、家紋作り
   ・インタープリテーション講義
 ・ガイドウォークプログラム資料作り
 ・国立公園の関連法
 ・文化財保護法/特別天然記念物
 ・フィールドでのガイドウォーク実践・評価
など
フィールドでの実習が多く実践的な内容になっています。
インタープリテーションとは「見えるものを通して見えないものを伝えること
多くの方々と出会い学び語り合い刺激を受けました。幾つになっても学ぶことは
楽しい事です。 

色づき始めたブナ平

草紅葉

尾瀬スランプラリーのピンバッジ(今年初めての試み)

御池田代で見つけたモチーフ(ドクゼリ&トリカブト)をピンバッジにしてくれました~

 

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です