尾瀬らしい自動車利用を考える実験が行われていました。
大清水~一ノ瀬間では電動マイクロバスが動いています。席
に空きがありましたので乗車してみました。砂利道なのでス
ピードは歩く早さの2倍くらいしか出せません。この区間は
入山時はともかく、下山時はおっくうになることがあります。
撮影ポイントもほとんどないので、イヤホンをして音楽を聴
きながら歩くこともあります。らくちんでしたが、事業
ベースに乗せるには、車の大型化や道の舗装化は避けられな
いでしょう。それは尾瀬の歴史を無視することでもあり、賛
成できません。旧道が整備され通行可能となっていましたが、
そちらへの積極的な紹介はみられませんでした。群馬県・環
境省などの調査を担当される方々が、入山口やビジターセン
ターにかなりいらっしゃいましたが、調査が自然保護よりも
利用促進を重点に行われているように感じられ、すっきりし
ない気持ちで帰路につきました。
個人的には自然が楽しめる旧道整備や三平下までの休憩場所
の整備が大清水入山口の利用を促進すると思います。なれな
い方には気持ちよく休息できる場所が少ないです。
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