電波はなにも変わっていないのに

 米国ELECRAFT社 KX3には最新の機能があります。
RX I/Q信号というものが取り出せ、それをPCに取込み、
SDRソフトを稼働させると、今の受信周波数を中心に
48KHzくらいの範囲が目で確認できるのです。信号の有
無、電波の形式(音声・CW・DATAなど)が画面で見え
ます。
昔は、ていねいに広い範囲を聞いて、目的の信号を探し
出したものですが、近年は効率のいい運用を目指し、目
で見てわかる仕組みで運用されているようです。
さっそくこの機能に触れてみたくなり、USBサウンドア
ダプター・PCソフトはNaP3を準備しました。英文と格
闘しながら一応動くところまではこぎつけました。
初体験ですが「う~ん」とうなってしまいました。
これでは運用がまったく変わってしまいます。これに限ら
ず、電波伝搬予報DXクラスター(リアルタイムに珍局
の交信記録が世界的なデータベースにアップされる)など
を使った運用も当たり前になっています。電波の本質は変
わっていないのですが、情報を活用した運用技術がブレイ
していました。まだまだ奥は深いです。

7MHzでDU(フィリピン)局をモニター、左の無線機の情報が目で
Nap3

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