航空機追跡システム FlightAware を稼働させました。
世界を航行している航空機のおよそ70%にはADS-B(Automatic Depende
nt Surveillance Broadcast)と呼ばれるトランスポンダが搭載されており、G
PSによる位置や高度・対気速度などを機体識別信号とともに送信しています。
信号の受信には専用のドングルが入手出来ます。
面白いのは、世界中にいる信号受信者が受信データを世界規模のデーターベー
スに送り、航空機の飛行状況を把握できるようにしている事です。
この情報は航空機が予定時刻を過ぎても現れず、墜落した可能性がある場合に
役立つとあります。実際の信号受信による情報なので価値は高いでしょう。
日本でも400人弱がこのシステムに参加、世界では185カ国14,000人が
参加しています。ボランティアの情報がいざという時に役立つかもしれません。
人口集中エリアはすでにカバーされていますが、アフリカ大陸や極地はさすが
に空白エリアです。
最新情報によると、将来この受信は衛星に移行する可能性があるようです。
ローテク技術で世界中の有志が支えるシステムのほうが故障に強いと思うの
ですが
周波数が1090Mhzと高いので受信は見通し距離で400Km以下とされていま
す。まだアンテナを窓際に置いていますが、今後は屋外のベストな場所に移し
てみたいと思います
小ちゃなアンテナが頑張ります
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