公開最終日が近づいた「マウリッツハイス美術館展」に出かけ
ました。フェルメールの真珠の耳飾りの少女が間近で観賞できま
す。開館からまだ30分でしたが、すでに長い行列ができています。
40分程度でなんとか入場、お目当ての絵に会えました。この絵は
想像で描いたもので、トローニーと呼ぶそうです。1600年代
のオランダはレンブラントに代表される肖像画の時代なのですが、
少女が活き活きと表情豊かに感じるのは、口元を少し開け歯を見
せているからと気づきました。肖像画はその役割から口元はきり
りと閉じています。その時代では異質な存在だったのかもしれま
せん。レンブラントの晩年の自画像も圧倒的な存在感でした。3
40年前の絵が感動与えてくれます。
風景画を見ていて、オランダには山がない事に気がつき、運河ク
ルーズの旅を思い出しました。家のような小さな船に泊まりな
がら、水路をめぐる旅です。まだ行けそうもないけれど、何時か
はね・・・。
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