コクリコ坂から

 TVで宮崎駿作品の「コクリコ坂」を見て、懐かしい青春時代
の思い出に浸りました。私とは少しだけ時計がずれていますが、
まあ誤差の範囲。
ゆっくりと平凡な日常生活を描きながら、人生をゆたかにする
のは物ではなく人との関わりである。それにそっと気づかせて
くれる作品です。挿入歌の坂本九さんの「上を向いて歩こう」
が、心を温かくしてくれます。
作品にふれて、ふと この作品に関わった人たちは作品のな
かで懐かしい良き時代を楽しんでいるように思えてきました。
生活情景もそうですが、クラブの部室が集まったカルチェラタ
と呼ぶ建物が出てきます。誇張はあるものの、私にとって、
大学時代の「部室」はまさにそれ!でした。理工系でほぼ男だ
けの◯◯研究部、部員不足で廃部寸前のところをたのみ込まれ
ての入部でしたが、結果ほんとうに楽しい時間を過ごしました。
最後に、最近カムバックしたばかりのアマチュア無線ネタを。
カルチェラタンの屋根には無線のアンテナが二つついています。
通の方しか分からないでしょうが、八木キュビカルクワッド
というアンテナです。作品の絵の出来の善し悪しは別として、
こんな細かいところまで気持ちを込めて絵が描かれていること
に感心してしまいました。

無線屋ならではの性、屋根の上にも目がいってします。
Photo_3

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です