尾瀬で活動しているボランティアの総会が前橋で開かれまし
た。フィールド活動がオフのこの季節、久しぶりに仲間と顔を
合わせました。
この日、前橋気象台の方の「山の気象」の講演がありました。
<山の悪天候は偶然ではなく、予め予測できる>という内容。
基礎知識の説明の後、昨年尾瀬で起こった落雷死亡事故と北
アルプスの山岳遭難事故、さらに平成23年7月の尾瀬エリ
アの集中豪雨について、地上天気図/高層天気図/雨雲レー
ダー動画/などがどのようであったかを具体的に解説いただ
きました。どれも予測でき、準備や中止の判断ができたとい
うこと。気象の知識と情報収集の力が求められますが、「尾
瀬のベテランとして、それらを身につけて生かす行動をして
ほしい」と静かながらも力を込めた言葉で話されました。私
たちもレベルアップして、より安全に自然を楽しめるように
活動をして行こうと思います。
総会では、3.11以後減っていた入山者が、以前のレベル32
万4千人に回復とのうれしい報告もありました。4月末より
今年の活動の始まりです。
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