けたたましい鳴き声に目が覚めました。ベランダの外をカラス
が飛び回っています。何事かと観察していると、下のほうでかす
かな鳴き声もします。状況から察するに巣立ちした幼鳥が飛べず
に低木の葉の上に乗っかってしまったようです。通常であれば、
近くの枝伝いに足をならし、飛ぶ練習をして行くのしょうが、住
宅街ではそのような恵まれた環境はありません。幼鳥の情けない
鳴き声や、親のあわてぶりを見ていると、日頃の傍若無人ぶりに
怒り爆発のカラスにもかわいそうになって来ます。なんとか飛ん
でくれる事を願いながら出かけました。
嫁さんの話しに依ると、幼鳥とはいえかなり大きく、口の中は赤
く見えたそうです。その後、落ちては上り飛びを繰り返し、いつ
の間にか親鳥共々姿が見えなくなったそうです。よかった~。
事件はカラスでしたが「子を思う親の姿」には感動でした。母は
強しいや父(たぶん)もいました。
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