素晴しいフィールド

 3月も終盤、暖かい日が続き雪の状態が心配でしたが、今年最後のクロカン
出かけました。日光市内ははっきりしないお天気でしたが、標高をあげるにつれ
て青空が広がってきました。戦場ヶ原は快晴に加えぽかぽかの6℃、雪は1mと
たっぷりありました。
赤沼に車を止め、泉門池(いずみやどいけ)を目指します。湿原からはまわりの山
々(日光白根山・男体山・太郎山・山王帽子山・山ッ岳などなど)がさまざまな
角度から楽しめます。風の無い開放的な雪原を堪能しました。かつて−10℃の
吹雪のときもありました。
泉門池でのんびり昼食をいただき、帰りは林間部に入り、小田代原ー赤沼ルート
に途中合流しました。
昨年はドングリが不作だったのでこのエリアにも熊棚がたくさん見られます。下
に落ちた熊棚の枝にはドングリのへた(帽子の部分)が残っていて熊がかじった
歯形が観察できます。またコゲラやフクロウなども出会え幸運でした。
こんなによいコンディションで祭日にも関わらず、6人程しか出会いません。貸
切状態でよかったといえばそうなのですが、素晴しいフィールドを多くの人が楽
しんだら~という気持ちもあります。大きな自然の変化は人の手でなんとかなる
ものではありません。節度を持って積極的に自然を楽しめばと思うのですが・・
奥日光は四季を通じて自然を楽しめる場所です。 

開放感いっぱいの雪原 

泉門池、今日はランチもゆっくり

 

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