そろそろ栗拾いの季節です。友人の農園に今年の実り具合を
見に行きました。昨年に比べると毬(イガ)の付き具合がよく
ありません。収穫の最盛期は2週間くらい先でしょうか。少し
ずつ実りが進んで行きますが、今朝拾ったばかりの少ない栗を
遠慮なく頂いでしまいました。ありがとう。昨年に比べ実
の膨らみも足りないものが多いです。花の季節の天候かもしれ
ませんが、幸運も不運も有りが自然の営みです。素直な気持ち
で感謝です。
投稿者: hi
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RING CUBE
銀座三愛ビルにあるリコーのPHOTO GALLERYで行われて
いた「写真展GRist34」立ち寄りました。
実はコンパクトなマイクロフォーサーズ規格の一眼に興味を持
ち、ルミックスGH2、オリンパスE-P3を手にしてみましたが
引かれるものを感じません。そのうちライカMマウントが使え
るリコーGXRの存在を知り、一気に興味が高まり、たまた
ま通り道であったリコーのギャラリーに寄ってみたという訳で
す。リコーの名器?GRを愛する第一線で活躍されている方
34人の作品が展示されています。カメラの性格上スナップで
すが、楽しめました。又、かつて華やかだった頃のカメラの展
示も有り、線は細くなっても今も続いていることがわかります。
物理的な性能だけでは語れないない芸術(カメラ)の世界とは
こんなものなのかもしれません。 -
旧道を歩く
尾瀬の環境に関心のある方々といっしょに「ありがとう尾瀬清掃」
に参加しました。大清水から尾瀬沼までの活動ですが、一の瀬まで、
整備が進められている旧道の一部を歩きました。一応刈り払いもさ
れて、歩きやすくなっています。昔の道の面影がそこここに残って
います。途中、年を重ねた太いハルニレやミズナラが目を楽しませ
てくれます。一方林道も、10月の電気バス運行実験に合わせ平ら
に整地されています。たしかに一ノ瀬までの道は長く、帰りにはう
んざりもしますが、保護活動の原点の場所に、電気バス運行は反対
です。地域の活性化は観光にたよるしかないという厳しい現実があ
りますが、この程度のことでは思惑どおり観光客?は増えないと思
います。行き帰りの1泊を楽しめる環境作りが大切です。楽しみが
少ない一ノ瀬までの道が、自然を観察し楽しみながら歩けるように
なったら最高です。旧道の整備が進んでいます。オープンはまだ
写真 -
朝の散歩
安曇野の朝の散歩で、国宝を発見。のんびりした
里山の一画にびっくりです。仁科神明宮(にしなしんめ
いぐう)と呼ばれる神社です。道ですれ違った村の方は
とても親切で、本殿がよく見られるようにと、奥への入
り方も教えてくれました。ここに生活されている方の心
にも触れられました。境内は凛とした空気を感じ、背筋
もピンとします。300年くらい前までは20年毎の式
年造替が行われていたそうですが、以降は修造に留まり
それが国宝としての価値を持ったと聞きました。苔むし
た桧皮葺の屋根は、多くの人が支えてきた大きな歴史を
感じます。晴れ渡った空にアルプスを望みながら満足の
時間でした。 -
おひさまのロケ地
そばの花の季節です。NHK連続テレビ小説「おひさま」のロケ地、
そばの花畑を見たくて車を走らせました。今はもう無くなりました
が、大町スキー場の近くです。数日前の台風の影響で花がかなり倒
れていましたが、アルプス(鹿島槍ヶ岳)を背にした一面白いお花
は見ごたえがあります。来てよかったですが・・・肥料のような
臭いが~。なんとそばの花の香りのようです。本当???
・・・信じられません。
昼食は近くの新行で「山品」というおそば屋さんに飛び込みで
入りましたが、とても美味しいおそばでした。店に入って
わかったのですが著名人も訪れる有名店です。それでも都会風に
染まる事もなく、おそばの味も確かです。また行きたいです。 -
大町山岳博物館
久しぶりの大町、なつかしい山岳博物館に足が向きました。
学生時代、大町は季節を通じて登山・スキーで身近な場所で
した。高速がまだない時代、松本から車を走らせると、大町
の入口からとたんに雪が多くなり、苦労したものでした。八
方から栂池まで滑りまくりました。登山では、下山後駅前の
水道で汗を流し、帰り支度をしたものでした。今はすっかり
近代的になり、昔の面影はもうありません。大町山岳博物館
はアルプスの眺望が圧巻ですが、あまり知られていないのが、
カモシカにも会えることです。かなり遠くにしか見られませ
んが、自然のなかではほとんど会えませんのでぜひ行ってみ
て下さい。 -
山岳写真展
富士フイルムフォトサロン/東京で行われた日本山岳写真
協会展に出かけました。はじめてですが、72年目の歴史が
ある写真展です。会場は都心の六本木、東京ミッドタウンで
す。180点の展示も内容も見応えがありました。デジタル
カメラ全盛の時代でも、展示作品のほとんどは6×のフィル
ムカメラで撮られているのにびっくりです。作品にかける
時間と体力・気力のパワーが伝わってきます。先日35㎜
を持っての山行ですっかりまいってしまっていたので、頭
が下がります。本気でなければいい写真にならないことを思
い知らされます。気になったのは会場は年配の方がほとんど
だったことです。最近行った美術館やクラシックコンサート
も同じような感じです。若者の関心は?何?年をとって理解
できなくなっています。 -
大鹿村騒動記
久しぶりに体によい笑いと、心を元気にしてもらいました。
大鹿村を舞台にした人間喜劇「大鹿村騒動記」です。主演の
原田芳雄さんの強烈な個性と大楠道代(安田道代)さんをは
じめとする名優の演技が、人生を笑いとほろ苦い思いでスク
リーンに溢れさせます。歌舞伎の台詞がストーリーに重なり、
時代を経ても変わらない人の心を感じます。主題歌である忌
野清志郎さんの「太陽の当たる場所」がいいタイミングで流
れ、さらに気持ちが高まります。心に響く歌詞と歌声です。
南アルプスの塩見岳の登山口でもある大鹿村はあまり観光地
化していないのんびりした山里です。春と秋に公演される歌
舞伎や秋の松茸を目指して何度か訪れましたが、食や芸術に
こだわる方も多く、そこに足を運ぶ楽しみもあります。映画
ではなじみの場所がそこここに現れ、現実感いっぱいでした。
あらためて、先日永眠された原田芳雄さんのご冥福をお祈り
いたします。