カテゴリー: インポート

  • 無い物があった!

     1.2GHzという周波数は光に近い性質を持ち、直進性と反射
    伝搬という特徴があり、又周波数が高い故に、通信方法やアン
    テナやコネクタなどの設備についても深い知識が求められます。

    その特徴的な特性に興味を持っていたのですが、10年前に設
    計されたID-1がかろうじて生き残っているくらいで、無線機が
    ありませんでした。そのID-1も今年の4月に生産が中止され、
    市場から姿を消してしまいました。ネットでも出会えませんでした。諦
    めかけていたところ、偶然に近郊の無線ショップを訪ねたとき、
    ダメもとで社長さんに聞いてみると「有るよ!」の一言が~。
    まさにHIROのお約束ののパターンです!!
    店員さんとの会話では在庫無しの反応だったにも関わらず、社
    長さんとの世間話の中から無いものに出会えました。

    世の中は矛盾だらけの中で流れています。なにげない会話から
    意外な展開が生まれたりもします。人との偶然の出会いはほん
    とうに不思議です。
    80を超えてまだ現役の社長さん、お元気で頑張ってください。

    もう入手困難! ID-1

  • バックアップシステム

     ファイルサーバーの故障を経験して、毎度のことですが保存し
    ている文章や写真の大切さを思い知る事になりました。
    そこで改めてバックアップシステムを見直しました。
    かって複雑な方式のRAIDRシステムが、非常時に役に立たなかっ
    た経験をしておりますので迷いなく、一番簡単なRAID2と呼ば
    れる仕組みを選びました。速度と容量利用の効率が良くないの
    で現在ではほとんど使われていない様です。
    取りかかるとさっそく問題が、RAID2可能をうたっていても初
    期設定はRAID設定ではなくすぐには使えないのです。再構築が
    必要で、これがまた10時間程度必要なのです。がっかりしま
    したが、気持ちをなんとか奮い立たせ、稼働させました。ある程
    度の知識と気力が求められます。
    インターネットに繋がったパソコンの仕組みはたしかに便利で
    すが、もしこれが動かなくなった時、何が起こるでしょう?
    地震・水害・強風・停電などでいとも簡単に起こります。
    一番失いたくないものの保証を人任せにはできません。それは
    「家族の写真集」です。

    1,2二つのディスクに同じデータが書かれます。(残念ながらホットスワップは不可)

     

  • 漫画の力

     友人から手渡されたのは文庫サイズの漫画本3冊、勉強の
    参考にとわざわざ持ってきてくれました。
    長いこと漫画に触れる機会はありませんでしたが、改めて漫
    画の力を感じる機会となりました。聴覚障害者の歴史を学ぶ
    とき多くの例にもれず、聞き慣れない言葉・人名・年号が延
    々続きます。イメージが浮かばずまったく頭に入りません。
    そこから抜け出すきっかけを作ってくれたのがこの本でした。
    山本おさむ氏の「わが指のオーケストラ」1~3。ていねい
    に調査をされて書かれているようで、参考文献の一覧と感謝
    も述べられています。
    ピントこなかった大正から平成までの聴覚障害者(ろう者)
    の歴史の概要を短時間で教えてくれました。人の感情などが
    やや強調されているかもしれませんが、そこから事の重さを
    感じ取る事ができました。

    内容は衝撃的
    Photo

  • 海外のD-STAR

     「世界と自由につながろう」たぶんこんなコピーだったと思い
    ます。ハンディ・トランシーバー(バッテリーで動く小さな無線
    機)で、世界中と自由に交信出来るとうたっていました。そのあ
    まい期待はすぐに壊されました。
    1ヶ月ほどのドイツ滞在で、D-STARで日本と交信をしようと情
    情報を集めましたが、諦めざるを得ませんでした。普及を進めて
    いるJARLiCOMにも実戦的な情報はありませんでした。
    D-SATARはまだ発展途上で、各国が様々な方式を取り入れ日本
    とは異なった流れにあります。国内はリピーター方式、海外では
    リフレクターという方式が使われています。
    海外のD-STARを知ろうと、リフレクターと呼ばれるものに直接
    接続できる道具を米国のHROより手に入れました。DV DONG
    -LE
    (通称:青箱)、DV AP DONGLE(通称:赤箱)と呼ばれ
    るものですが、例にもれず本体のみ、説明書などはありませんで
    した。
    DV APは電波を使うので免許の申請が必要ですが、とりあえず免
    許が必要でない(と思われる)DV DONGLEを REF001(ロ
    ンドンのリフレクター)につないでみました。たくさんの海外局
    のなかになんと日本の局も数局接続していました。やる方はやっ
    ているんですね~。が、悲しいかなそれから先がどうするかよ
    くわかりません。
    しばらくは頭を抱えながらの挑戦となりそうです。情報少なすぎ!
    でもどこかワクワクしています。

    言葉通りの「青」と「赤」 計≒470$
    Dvdongle_2

  • その日は突然やって来た

     アマチュア無線を始めたころのが実現しました。免許を
    取ったのは高校の時でしたが、いくつかの夢がありました。
    その一つが南極昭和基地との交信でした。学生という身分で
    もあり、設備も情報も十分ではなく実現はしませんでした。
    (当時はインターネットなどと言うものもまだありません)
    昨日は夜間になってやっと時間ができ、小雨の模様の肌寒い
    状況でしたが、なぜかワッチをしてみようという気持ちにな
    りました。長時間のつもりもないので、事前に電波状況や無
    線局情報もチェックすることもなく、しばらく聞いていまし
    た。ら、8J1RLのコールサインが・・・
    いままで、コールして届いたことがありませんでしたが、タ
    イミングを見計らって、2度目のコールで、応答があったの
    です。終わってみれば数分のことですが。熱くなりました。?
    仕事の合間を縫って、アマチュア無線の免許を持った隊員の
    みなさんが、世界中の無線仲間にサービスをしてくれていま
    す。
    少年のころ夢見たことが、37年間のお休みをへて、実現し
    たのでした。
    第55次隊の仕事は来年1月まで、お仕事の成功とみなさん
    の健康を祈りました。

    翌日届いたe-QSL 南極のにおいがしません・・・紙のカードは6ヶ月先かな?
    Qsl

    南極の匂い~1 4エレ八木 <8J1RLの紹介ページから引用>
    Photo_2

    南極の匂い~2 ペンギン達 <8J1RLの紹介ページから引用>
    Photo_4

     

  • アコーデオンが加わって

     クロマティックハーモニカピアノアコーディオンの音の
    重なりは初めての体験でした。ドイツから休暇で日本にこられ
    竹内直子さんのコンサートに出かけました。ちなみにアコー
    デオンの演奏者はご主人(ドイツ生まれ)です。
    彼女は今はドイツにお住まいで、ハーモニカ科の講師や演奏活
    動で活躍されています。昨年行われたワールドハーモニカフェ
    スティバルに行った(なんと出場もしてしまいました)ときに
    お会いし、ご自宅にもお招きいただきました。芸術家ではあり
    ますが、気さくでとても気がつく方です。
    真っ白なドレスで舞台に立たれ、演奏を始めた時は、音色はも
    ちろん、美人であることも手伝って見とれてしまいました。休
    息時間をはさんで感じが違ったドレスで演奏できるのは女性な
    らではの特権かもしれません。
    特に自作のジャスミン(日本の沈丁花の香りが好きで曲を書い
    たのですが、ヨーロッパの人にはピントこないと考えてこの名
    前にしたそうです)、ウインター・ステップスは感動でした。
    ハーモニカ・ピアノ・アコーデオンのアンサンブルは初めてだ
    ったのですがそれそれの音が美しく絡み合い、新鮮な感動を体
    験しました。

    サインも並んでの写真もとサービスいっぱい
    Photo

  • 説明書が無い!

     パッケージを開けると、イメージよりは大きく感じる部品が
    エアーパッキンに守られて入っていました。が、他には何もあ
    りません。説明書もCDも入っていません。隅のほうになにや
    ら紙切れが・・・、よく見ると一言
     Thank you for buying the WebSwitch 1216H
       infomation and firmware are available at http://~

    とあります。この部品を購入する方は、すべてホームペジから
    情報やソフトを得ることを想定しているようです。
    日本ではとても考えられませんが、この潔さには驚きです。特
    別な目的で使う部品なので、これが前提なのでしょう。
    アマチュア無線の機器や部品は、ワールドワイドでそれぞれの
    お国柄が出たりして、使うにはそれなりの苦労がありますが、
    思わず笑ってしまうこともたびたびです。
    ちなみに、いままで購入はアメリカ、ウクライナ、イタリア、
    ドイツ、スウェーデン、台湾 こんなものを考える人がいたと
    いうのは日本が主流ではありません。
    面白~いです。

    実戦までにはまだ実験が必要
    Microbit1216h

  • 関税がかかりました

     SWEDENのMicrobit社に注文した荷物が届きました。
    国内は日本郵便が担当のようですが、関税通知書なるものが
    付いており関税1,700円と日本郵便の手数料200円が必
    要でした。個人輸入のような扱いなのでしょうか?。国内で
    は手に入らない部品なので、まあしかたがありません。
    世界にはいろいろな方がいて、マイナーな趣味の世界ながら
    こんなものがあったらと思うものは誰かが考えていたりしま
    す。手作りも楽しいのですが、時間と手間を考えるとお世話
    になってしまいます。
    オーダーが8月17日夜、荷物到着が28日夕、思ったより
    日数がかかりました。もらった荷物NO.で追跡をしてみる
    とスウェーデンの出荷から日本到着まで4日、日本国内で4
    日かかっていました。税関手続きで時間がかかっているのか
    もしれませんが、北欧から日本にこのくらいの期間で、きち
    んと荷物が届くのはすばらしいことです。途中で荷物がなく
    なったり、抜き取られたり、開封されたりの話を聞いたこと
    があります。
    先日無線で交信した某?国の方は「手紙は別の国の代理人宛
    で送ってくれ
    」と・・・です。
    スウェーデンも日本も高いレベルで秩序が保たれており、平
    和です。

    小包に見慣れぬ書類が付いて来ました
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    荷物の配送履歴
    Photo_2

  • リモート運用に向けて

     マンション住まいでは短波帯(HF)のアマチュア無線のフル
    サイズの(本格的な)アンテナを設置することはできません。
    やむをえず、短いアンテナに長さの不足を電気的に補う装置(A
    TU)を付けて使っていますが、満足の行くものではありません。
    離れた場所から無線機を操作する運用が許可されているのを知
    り、実家に設置したアンテナと無線機をリモート運用するシス
    テムの調べをしてきました。
    遠隔地から、電源のオンオフ・タワーのアップダウン・アンテ
    ナの回転・アンテナの切換え・ネットワークカメラによる安全
    確認・無線機とリニアアンプの操作など解決しなければならな
    い課題がたくさんあります。
    マイナーな趣味の世界なので、道具の調達はどうしても海外も
    対象になってしまいます。メイドインジャパンでないところに
    不安が残りますが、アイデアは多岐にわたって、想像出来なか
    ったような製品が見つかったりします。面白い~
    よさそうなリモート電源管理装置が見つかったので、テストし
    て見る事にしました。台湾のAVIOSYSというメーカーの製品
    です。英文のマニュアルしか手に入りませんが、そこは趣味の
    世界、なんとかなります(しますか)。
    ちょっぴりの不安と期待感いっぱいで試行錯誤する時間がす~
    ごく楽しいです。

    インターネット経由でAC電源8系統をコントロール可
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    WiFi接続も可能
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    Web画面ででON/OFF操作
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  • ヘッドセット

     アマチュア無線のヘッドセット(HEIL BM-10)用のマイク
    アンプが完成、超小型のアルミケースに入れていい感じに仕上
    がりました。あとは性能、さっそく実践で使ってみます。
    聞こえてきたのはC21・・のコールサイン、一発コールで応
    答がありました。名前も知らないナウル共和国、調べてみると
    パプアニューギニアから東へ2,000Km、ミクロネシアの小さ
    な島でした。ニューカントリーです。
    続いて国内局、音質も問題無しのレポートを頂きとりあえず
    ホットしました。高周波の回り込みやノイズの発生もありま
    せん。これでコンテストや移動運用が少し楽になるかもしれ
    ません。

    電池駆動も可能
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    見た目もなかなか
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    本日のNEW ナウル共和国
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