カテゴリー: インポート

  • 節分草

     

    スプリング・エフェメラルをご存知?まだ芽吹きが始まる前、
    落葉が積もった地面に、控えめにひっそり咲く花たちのことで
    す。尾瀬ではニリンソウ・キクザキイチゲ・エゾエンゴサク、
    が見られますが、身近では福寿草・カタクリ・節分草などです。
    春の妖精とも呼ばれ、なんとも可憐な感じがいっぱいです。日
    光に向かう途中のポイントは、カタクリの三毳山(みかもやま
    )、節分草の星野町でしょうか。カタクリはまだ早いようなの
    で、まだ行ったことがない星野に向かいました。栃木インター
    を降りますが、マイナーだからでしょうか案内は何もありませ
    ん。ナビを頼りに淋しい道を進むと、らしき場所に到着。近く
    にいたおじさんに尋ねると、「まだ咲いているんじゃないの」
    とつれない返事。地元の方には関心がないようです。コンパク
    トなエリアに、節分草を発見でも最盛期を過ぎてしまって
    淋しいかぎりです。あちこちあるき回ってフレッシュな花を探
    します。さらに山に入った柿平もよい場所のようですが、アク
    セスがあまりに不案内だったので諦めました。
    春の妖精は、花期が短く出会うのがたいへんです。

    フレッシュな花があった
    Photo

    群生も控えめ
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    ここの盛りは紅梅と蠟梅
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  • 戦場ヶ原も春の気配

     明日の予報は快晴、今年はもう最後になるかも?と急ぎ
    車にスキーを積み、奥日光に向かいました。
    トロールの森のご主人の「今日はベストコンディション」
    との言葉通り、樹林帯にはシャーベット状の雪が十分有
    り、スキーも滑って快適なハイクとなりました。
    赤沼に1台車をデポ、みなで湯滝に向かいます。湯滝→泉
    門池→小田代の西→赤沼のコース、湯滝は1,410m/赤沼
    は1,390m、若干下りのロングルートです。距離は約7~
    8kmくらいでしょうか。一部雪が微妙な場所もありまし
    たが青空とポカポカで、時折吹く冷たい風が心地よく感じ
    られました。カラマツの枝先も赤くなり、一足早い芽吹き
    が近い事を知らせています。
    戦場ヶ原はもう春の気配がいっぱいでした。

    泉門池の水面にグリーン色、どことなく春の気配
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    小田代からの日光連山、空が青い
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    今回のルート(GARMIN_GPSmap60CSで記録)
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  • 電波はなにも変わっていないのに

     米国ELECRAFT社 KX3には最新の機能があります。
    RX I/Q信号というものが取り出せ、それをPCに取込み、
    SDRソフトを稼働させると、今の受信周波数を中心に
    48KHzくらいの範囲が目で確認できるのです。信号の有
    無、電波の形式(音声・CW・DATAなど)が画面で見え
    ます。
    昔は、ていねいに広い範囲を聞いて、目的の信号を探し
    出したものですが、近年は効率のいい運用を目指し、目
    で見てわかる仕組みで運用されているようです。
    さっそくこの機能に触れてみたくなり、USBサウンドア
    ダプター・PCソフトはNaP3を準備しました。英文と格
    闘しながら一応動くところまではこぎつけました。
    初体験ですが「う~ん」とうなってしまいました。
    これでは運用がまったく変わってしまいます。これに限ら
    ず、電波伝搬予報DXクラスター(リアルタイムに珍局
    の交信記録が世界的なデータベースにアップされる)など
    を使った運用も当たり前になっています。電波の本質は変
    わっていないのですが、情報を活用した運用技術がブレイ
    していました。まだまだ奥は深いです。

    7MHzでDU(フィリピン)局をモニター、左の無線機の情報が目で
    Nap3

  • 香りと味に

     土佐から季節の「」が届きました。南国の味覚「文旦
    です。別名ザボンとも呼ばれます。収穫は12月頃ですが、
    収穫したては酸っぱくて食べられず、屋外の室で追熟が必要
    と記憶しています。他の柑橘類と違って手間がかかるんです。
    ほのかな香りすっきりした<酸甘み>が魅力です。他で
    は味わえません。
    自宅用なのでお得な小さいサイズ、昨年と同じJAとさしで
    購入しました。地元での需要でいっぱいなのか、こちらのお
    店では見かけません。皮をむいていただきますが、同じ柑橘
    類のデコポンは皮もいっしょにいただきます。又お店にもた
    くさんならんでいます。ちょっと文旦が愛おしくもなりました。

    控えめな香・爽やかな味、潔い皮離れ
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  • まだまだ~

     実家の引越は昨年末でしたが、それまで住んでいた前の家
    の取壊し、跡地の庭や道路沿いの垣根作りなどやることがたく
    さんまだ工事が続いています。玄関のスロープ前に車寄せ
    を計画していましたが、庭に砕石を入れてしまうと今後庭木の
    移植が難しいと考え断念、を植えるように変更しました。
    また、構造上家の床が50cmも上がってしまったのでたくさん
    の土を入れることになりました。更地に家を建てる場合と違い、
    想像以上に外回りのことがたくさんあります。ほんとうにパワ
    が必要です。柊やシャクヤクが植わっていた場所が、うか
    つにも資材置き場になってダメージを与えてしまったのが悔や
    まれます。なんとか再生させようと思っていますが、どうでし
    ょう。新しい生活のスタートの記念になる樹木を植えようなど
    など~、計画から1年3ヶ月、もう少し時間がかかりそうです。
    これも親孝行のうち?・・・。

    玄関のスロープも形が
    Photo

    前にはなだらかな傾斜をつけ芝を、軒先にはウッドデッキ
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    垣根も工事中、家の裏にはアマチュア無線用のタワーを・・??(私用)
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  • 近くても遠い歌舞伎

     歌舞伎座の建替え工事で、長い間閉まっていた地下鉄東銀座
    駅の歌舞伎座口がオープンしていました。さっそく向かってみ
    ると朱色の空間が目の前に広がりました。ここはまさに新しい
    建物の地下、歌舞伎座ならではの華やかな雰囲気です。狭か
    った階段は広くなり、エスカレーターもつきました。4月2日
    の会場まで、まだ日がありますが準備もほぼ終わりのような感
    じです。地上に出ると、正面口に報道陣のカメラがたくさん並
    び、人だかりが出来ています。何?何?。
    今日が「櫓(やぐら)揚げ」という特別な日だそうです。建替
    えの為、降ろされていた「櫓」が設置さてれいました。江戸時
    代に幕府公認の芝居小屋であることを表すために揚げられたも
    のだそうです。歌舞伎は日本固有の演劇ですが、私には敷居が
    高く縁遠い世界です。こけら落とし公演は一年間続くそうなの
    でぜひ観劇してみたいと思います。

    圧倒される
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    このあと櫓には座紋を染め抜いた紺色の幕が
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  • KX3に会いにが・・・

     米国で評価が高いポータブル無線機KX3」に会いに行きま
    した。輸入代理店のエレクトロデザイン社は千葉県野田市の住
    宅街の中、事務所とはいっても民家?、無線の好きな方が趣
    味でやっているような感じです。「Elecraft KX3」は2011年
    米国のデイトン・ハムペンションで発表され、日本にも昨年入
    って来ましたが、そこは趣味の世界、待ちきれず直接輸入をし
    た強者もかなりいたようです。
    米国のアマチュア無線誌「QST」にも記事を書いたOMさん
    (大先輩)ともお会い出来、楽しいお話ができました。すぐに
    は手に入らないと思っていたのですが、なんと即納!可の返
    事、帰り道はKX3と一緒となりました。
    早速3十数年ぶりに7MHZを覗いてみると、新潟や福井の局
    の交信が聞こえます。懐かしい世界??が広がっていました。
    海外の無線機を日本で使う為には「面倒な手続き」が必要です。
    さっそく認定を受ける書類作成を始めましたが、頭を抱えまし
    た。よく分からん~。なんとか仕上げて送りましたが、1ヶ
    月以上はかかるかもしれませんね。QRV(オン・エア)が待
    ちどうしいです。どこで移動運用しようかな。

    2450mAheneloop pro 8本でドライブ、本当にコンパクト
    Kx3

    7MHZをワッチ、やはりの混信が~ステレオ出力が明瞭度を高めます。
    Kx_mhz

  • 特別席で

     コンサートとは一味違う演奏会を楽しみました。「和谷泰扶
    クロマティックハーモニカの夜
    」と題したハーモニカの音楽を
    楽しむ催しです。場所は恵比寿のカフェ(ライブハウスのよう
    な感じ)で、開演まではお料理やお酒を楽しみながらお話がで
    きます。こんなにくつろげる場所での演奏会は初めてです。私
    たちは外で食事を済ませ、お酒も少し入っての入場でした。お
    なじみの顔が見えますが、すでに満席状態で席が見つかりませ
    ん。お仲間が声をかけてくれて着いた席はなんと一番前の特別
    席、先生のご家族とご挨拶となりました。ビックリです。目
    の前で演奏を堪能感動です。
    このような雰囲気ですが、曲はクラシック。お酒が入って聞く
    のもまたいい~感じです。この場に会わせたメニュー仕立ての
    演目リストは、先生のお洒落心に溢れています。こんな楽しみ
    方も有りと、新鮮な体験でした。

    曲はMENUをご覧下さい
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  • 秩父で感じた春

     の「節分草」の「」、「紅葉」、何度も足をはこ
    んでいる秩父ですが、早春によく紹介される「宝登山の蠟梅
    見た事がありませんでした。日よりも良く時間もとれたので、車
    を走らせました。2000本の蠟梅の壮観なイメージを持ってい
    たのですが、花の控えめさも手伝ってか、こじんまりとした感じ
    です。よく見ると花の形や色に僅かですが違いがあるのわかりま
    す。「素心」「和臘梅」「満月」の三つ種類があるようです。控
    えめな香りも上品な感じです。500m程の宝登山からは両神山
    武甲山も望め、眼下には秩父の町並みも広がります。
    秩父の名産は詳しくわかりませんが、いつもの矢尾本店のお酒を
    探しますが見当たりません。道の駅はなぞのでなぜか新聞紙につ
    つまれた秩父錦を発見??なぜ。赤字で甕(かめ)口酒とあり
    ます。怪しい~感じながらも他の純米酒といっしょに求めまし
    た。日頃の行いが良いからでしょうか~、これが大正解濾過し
    ていない今年の新酒でした~。度数は20度以上とあります。し
    ぼったままの原酒はたぶん数量は多く出ていないでしょう。ラッ
    キーでした。香り豊かなちょっと濃いめのお酒です。でも後味は
    いつも通りで、スッキリです。まだ肌寒い秩父で目と味で春を感
    じました。

    まさに見頃
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    控えめな上品な香りが楽しめます
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    蠟梅林の向こうに秩父の町並みと武甲山、右には両神山も
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    偶然出会った美味しい
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  • たのしい実験

     SDR(Software defined radio)という技術に触れました。
    無線の電子回路処理がアナログからデジタルとなる事により、
    部品で構成した電子回路を、ソフトウエアで置き換える技術で
    す。でも、アナログ処理はゼロとはなりません・・・
    最近の携帯電話やデジタルテレビもこの技術が使われています
    が、それを感じることはありません。そこで理解を深めようと
    実験をしてみました。用意するのは、アンテナコイルコンデ
    ンサ
    PCへマイク録音を可能にする装置パソコンSDRソ
    フトウェア
    です。受信機らしくない部品で、福島から発射され
    ているJJY(電波時計用の基準電波40KHz)を受信してみ
    ます。
     同調回路の周波数算出公式から、コイル600μHに対するコ
    ンデンサ容量を算出しますが、ピッタリの容量のものが無いう
    えに、50%くらいの誤差が平気であります。さらにSDRソ
    フトの使い方も情報不足、さんざんつまずきながら、なんとか
    受信成功までこぎつけました。PC画面でJJYを確認するこ
    とができます。受信機としての主要な処理はパソコンのソフト
    ウエア(SDR)が行っています。
    これから発展してゆく技術の片鱗を実感することができました。
    アナログ技術が主流であったアマチュア無線の世界にもデジタ
    ル化の大きな波が押しよせています。そのような時代でも、自
    分で考えトライするアマチュア精神は大事にしたいと思っています。

    少ない部品、ほとんどパソコンのSDRソフトが処理をします。
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    福島から送信された40KHzJJY基準信号、文字(モールス信号)が
    目で確認できます。
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