久しぶりの大町、なつかしい山岳博物館に足が向きました。
学生時代、大町は季節を通じて登山・スキーで身近な場所で
した。高速がまだない時代、松本から車を走らせると、大町
の入口からとたんに雪が多くなり、苦労したものでした。八
方から栂池まで滑りまくりました。登山では、下山後駅前の
水道で汗を流し、帰り支度をしたものでした。今はすっかり
近代的になり、昔の面影はもうありません。大町山岳博物館
はアルプスの眺望が圧巻ですが、あまり知られていないのが、
カモシカにも会えることです。かなり遠くにしか見られませ
んが、自然のなかではほとんど会えませんのでぜひ行ってみ
て下さい。
カテゴリー: インポート
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大町山岳博物館
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山岳写真展
富士フイルムフォトサロン/東京で行われた日本山岳写真
協会展に出かけました。はじめてですが、72年目の歴史が
ある写真展です。会場は都心の六本木、東京ミッドタウンで
す。180点の展示も内容も見応えがありました。デジタル
カメラ全盛の時代でも、展示作品のほとんどは6×のフィル
ムカメラで撮られているのにびっくりです。作品にかける
時間と体力・気力のパワーが伝わってきます。先日35㎜
を持っての山行ですっかりまいってしまっていたので、頭
が下がります。本気でなければいい写真にならないことを思
い知らされます。気になったのは会場は年配の方がほとんど
だったことです。最近行った美術館やクラシックコンサート
も同じような感じです。若者の関心は?何?年をとって理解
できなくなっています。 -
大鹿村騒動記
久しぶりに体によい笑いと、心を元気にしてもらいました。
大鹿村を舞台にした人間喜劇「大鹿村騒動記」です。主演の
原田芳雄さんの強烈な個性と大楠道代(安田道代)さんをは
じめとする名優の演技が、人生を笑いとほろ苦い思いでスク
リーンに溢れさせます。歌舞伎の台詞がストーリーに重なり、
時代を経ても変わらない人の心を感じます。主題歌である忌
野清志郎さんの「太陽の当たる場所」がいいタイミングで流
れ、さらに気持ちが高まります。心に響く歌詞と歌声です。
南アルプスの塩見岳の登山口でもある大鹿村はあまり観光地
化していないのんびりした山里です。春と秋に公演される歌
舞伎や秋の松茸を目指して何度か訪れましたが、食や芸術に
こだわる方も多く、そこに足を運ぶ楽しみもあります。映画
ではなじみの場所がそこここに現れ、現実感いっぱいでした。
あらためて、先日永眠された原田芳雄さんのご冥福をお祈り
いたします。 -
尾瀬国立公園へのアクセス
尾瀬に入るアクセス方法を備忘録としてまとめました。あくまで
私にとっての便利ですが。1. 戸倉(鳩待峠)へ行く
1)関越交通バス 期間運行:5月27日~10月23日(2011年)
<新宿 → 戸倉> <戸倉 → 新宿>
1号車 7:20 11:00 15:10 18:50
2号車 7:50 11:40 15:40 19:35
3号車 22:00 3:35
・シーズン期間は毎日運行
・料金は3,700円(往復割引3,500円)
・乗車場所:新宿駅南口紀伊国屋書店先のJRバス関東新宿営業
センター関越交通(株)戸倉案内所前
・途中、蒲田・武尊口、2号車はさらに花咲の湯などに停車
・2時間に1回のトイレ休憩2)SUN&SUN尾瀬直通バス カレンダーによる運行
<新宿 → 戸倉→鳩待峠> <鳩待峠→戸倉→さいたま新都心→新宿>
7:00 11:30 12:00 14:30 15:20 19:30 21:00
23:00 4:00 5:30
・登山者、ハイカーの集中日(尾瀬が混む日)のみの運行
・乗換なしで鳩待峠まで行ける。戸倉~鳩待峠900円が不要
・尾瀬ボランティア割引有り(1割引)いちばん安い?
・小型バスの為満席の場合かなり狭い、地獄です!
空いていれば快適、車中泊もゆったり。天国です!
・帰りの発車時間が早い、時間がかかかる(都内~川越ICは一般道)
・道路渋滞、バスが満席に近い場合は埼玉新都心で下車、→赤羽
→日暮里→ の手も・・・3)車 順調で約4時間、渋滞すれば?
・関越自動車道沼田ICから国道120号、蒲田より401号を走る。40Km
約1時間、椎坂峠はすこし気を使います。現在トンネル工事中。
・戸倉に第一・第二の大きな駐車場有り。ハイシーズン以外は第一駐車
場のみが開いています。駐車場から鳩待峠連絡バス運行有り。
2.大清水へ行く
1)関越交通バス
■新宿 → 戸倉 →大清水 大清水→戸倉→新宿
1号車 7:20 11:00 11:10 15:00 15:10 18:50
3号車22:00 3:35 3:35 16:10 16:20 20:00
2)SUN&SUN尾瀬直通バス
■新宿 → 戸倉 → 鳩待峠 大清水→戸倉→さいたま新都心→新宿
7:00 11:30 12:00 15:00 15:20 19:30 21:00
23:00 4:00 5:30
3)車 戸倉とほぼ同じ
大清水に駐車場があり、車で直接大清水まで入れるので便利。
3.桧枝岐村/御池(沼山峠)/小沢平へ
1)東武鉄道と会津バス 列車とバス接続を確認、時間はかかりますが楽
<浅草→北千住→会津高原尾瀬口→桧枝岐→御池→沼山峠
6:20 6:31 9:25 9:35 10:40 11:10 11:30
10:50 11:00 14:50 15:00 16:20 16:50 17:10
11:50 12:00 15:29 16:05 17:10
13:50 14:00 17:28 17:55 19:10
他の時刻の列車も有り、確認の事
2)東武鉄道尾瀬夜行(ハイシーズンの金・土の運航日のみ)
知り合いの間では評価が高いですが、私の行動パターンと合いません
3)車 順調ならば約5時間、渋滞すれば?
東北自動車道 西那須野塩原ICから桧枝岐まで約2時間。途中信号は
ほとんどなく、渋滞もないので走りっぱなし、かなり疲れます。人家
の無い場所が多いので、夜はおすすめしません。途中、道の駅「たじま」
「番屋」、館岩観光案内所などがありトイレは困りません。
※小沢平へのアクセス
352号線県境の金泉橋が流失の為、尾瀬口~御池のバスは運休中です。
小沢平はさらに遠くなりました。おまけ
桧枝岐へは普段は国道352号を走っていますが、今年の大雨による災害で
小繋ラインを初めて走りました。林道の予想に反して、全面舗装の2車線
道路です。意外木賊温泉や湯ノ花温泉には道の心配なく行ける事がわか
りました。但し、桧枝岐への道は人家がありませんので暗くなったら走り
たくありません。携帯電話も通じるのか不明です?。 -
子どもの頃の味
木村カエラの歌がテレビから聞こえてきました。memories
楽しい歌詞と、リズムが記憶に残ります。NHK BSプレミ
アム「たべてにっこりふるさと給食」という番組です。思いが
けずつかまってしまいました。子どもたちが故郷の味を収穫や調理
体験で学び、給食で味わうという内容です。ファーストフード
が大好きな子供たちが、笑顔で美味しいと叫ぶ姿を見ている
と、少し救われた気持ちになれます。ふるさとの味をいつまで
もわすれないでね~。
私にとっても、家のまわりで取れた からし菜・ふき・モウソ
ウタケ・マダケ、いちじく・柿・石榴などなど・・季節の味は、
とてもなつかしい味です。時間は流れましたが、忘れる事はあ
りません。 -
気持ちが疲れました
テレビで取り上げられたからでしょうか?親戚の子供達が
コストコに行ってみたいと連絡してきました。高度成長期の
頃、会社のアメリカの流通研修で見学した事がありました。
もう随分前の話です。案内もかねて同行しましたが、まった
く魅力を感じません。子供達は、興味いっぱいで、勝手に気
の向くままに歩き回っています。せっかくだからとあえてワ
インと生ハムを買いましたが、満足感はありません。目を見
張る子供達を見ていると、自分がつまらない人間になってし
まったようにも思えます。時代においていかれてしまいまし
た。いつか聞いた事があるように、少ないもので豊かに暮ら
したいと思います。疲れました~ -
尾瀬のなかまたち
桧枝岐のかぎやさんで、くまにつかまりました。手作りのお
人形です。羊毛フェルトのツキノワグマのリアルな感じと可愛
さで思わず購入してしまいました。それから駒ノ小屋では、着
くなり、か・かわいいと嫁さんが求めたのが冬毛と夏毛の
ペアのオコジョでした。それがなんと先に求めた熊と同じ方
が作られていたのです。小屋の奥様が教えてくれました。村と
山頂で偶然、おなかまに遭遇です。オコジョをはじめイワツバ
メなど何匹・何羽かは駒ノ小屋オリジナルとの事。駒ノ小屋で
しか手に入らないそうです。尾瀬の動物たちがモデルになって
いて、いろいろな仲間たちがいるようです。味のあるキャラク
ターは、おもわず集めたくなってしまいます。
先月渋沢温泉小屋で、私に駒ノ小屋を勧めてくれた女史が話し
ていたのが、この仲間たちのことで、彼女も熱狂的なコレクタ
ーである事を思い出しました。ファンが多いのもうなずけます。 -
ハクサンコザクラに会いに
知人にすすめられていた会津駒ヶ岳のハクサンコザクラに
会いに出かけました。時期が少し遅いかとも、心配でしたが
最盛期でした。とてもかわいいお花です。感動一見の価
値ありです。山頂から中門岳方面に少し下った所がピンクも
濃く鮮やかです。中門岳への稜線は、まさに雲上散歩で湿原
のたくさんのお花が迎えてくれます。駒大池までの苦しい登
りも帳消しです。
駒ノ小屋は聞かされていた通り、ご夫婦の人柄が出た気持ち
のよい小屋でした。山小屋には意外な奥さんの健康的なキ
ラキラパワーにファンが多いのもわかります。水と食料持参
の自炊スタイルですが、その潔さが今は新鮮にも感じます。