アンテナの知識を深める為に、移動運用で使うアンテナを
製作しました。アンテナは2種、1/2λのアンテナ線の端
から給電する(エンドフェッドアンテナ)、全長が6m以内
におさまる軽量のバーチカルワイヤーアンテナです。それぞ
れ出展はAA5TV(USA)、VE3CGC(Canada)局で、それ
を参考に自分用に設計し直しました。各周波数に対するLと
Cの値、コイルの径や材質に対する巻き数の算出にはエクセ
ルが役立ちました。特に悩んだのは部品を売っているお店を
探すこと、自作したコイルのインダクタンスの測定でした。
ネットと秋葉原を歩きまわり、失敗しながら部品を調達。
設計どうりに作ったのに実測値が大幅に違っていたインダク
タンスは、測定器の校正が違っていたのでした。希望する耐
圧のコンデンサは入手不能で、低い送信出力でしか使用でき
ません。本格的な実用には製品を購入するほうが現実的な部
分もありました。が、手作りに挑戦してたくさんの事が学べ、
知識が深まりました。次週はテスト運用へ
エンドフェッドアンテナ用アンテナカプラー、部品耐圧でQRP(小送信出力)用

21MHz運用周波数帯ではSWRは1.5以下

ワイヤーバーチカル用コイル 左7MHz 36μH 、右10・14・18・21MHz 8μH