カテゴリー: 日記

  • タイザンボク

     外出先でお庭を歩いていると一瞬、かすかな香りが鼻を刺激しました。
    上品でツンとした香りですが、ちょっと控えめ。目を向けるとやはりあり
    ました。「タイザンボク」この名前を知っているのは実家に大きな木があ
    り、印象的な白くて大きな花と香りを披露してくれていたからです。たく
    さんの花をつける年と、全く花をつけない年があり、気難しい花?樹木の
    記憶があります。
    ここには数本の木があり、それぞれに白い花をつけています。今年は当た
    り年でしょうか。実家で生活していた頃をなつかしく思い出しました。

    木の上でひっそりと優雅に咲いています。かすかなかをりが存在をアピール

    咲き始めは純白、厚い葉も特徴

    今の時期は夏椿も満開

  • 祭りすし

     ご近所さんからの頂き物、祭りすし。千葉県の房総エリアの名物らしいの
    ですが、今や絵柄も複雑になり、出来映えを競う様になっている感じもあり
    ます。ネタの決まりはないのは理解できますが、肉やチーズが入った作品も
    あるらしい。
    手作りの素直な味が魅力です。ぎっしり詰まったご飯で食べ応えも十分、こ
    の日はわが家の夕食になりました~将来は自分で作ってみたい

    楽しい絵柄、食べても美味しい、お気に入りのお皿で

     

  • 大人のバラード

     少し前に買ったCD ”-35th Anniversary 松田聖子 究極オールタイムベスト
    50 Songs-” 気に入っています。
    青春時代?の苦い・甘い思い出が戻って来ます。芦ノ湖スカイラインをお気に入り
    の車
    で曲をかけながら幸せいっぱいで走ったこともあった・・・?
    はじけるようにのびてゆく高い音と少しハスキーな声は若いという事の素晴しさを
    教えてくれます。デビューしてから35年、すっかりの大人の女性になりましたが
    輝きは消えていません。まちがいなく大物です。年齢による声の変化は淋しいもの
    がありますが、歌唱力と曲に助けられ、新しい輝きを放っています。
    特にDisk3は大人の女性を感じさせるバラード、なかなかGood気にっています。
    誰も知らない隠れファン、コンサートを追いかけたこともありません。クラシック
    を聴く事が多いのですが、彼女の声は別の景色で心を揺すってくれます

    魅力を捉えた素敵なジャケット(3CD &1DVD)

     

     

  • 電波伝搬

     友人に誘われて電波伝搬の調査におつきあいしました。アマチュア無線家には
    強者がたくさんいます。無線をする為に土地を購入する方々もそうです。<ハ
    イパワーを出したい><人の生活からのノイズ(電磁波)を避けたい><大きな
    アンテナを建てたい>など動機はいろいろですが、人口密集地域を避け目的に適
    した場所を探しだします。
    この友人は電波が届かないエリアに、自分の設備で電波を中継して届くようにす
    るという目的、なんとも高い志ですが、技術的な興味と無線仲間を増やしたい
    ということが動機だと思います(一般の方には理解ができないかもしれませんネ)
    舗装道路を外れ未舗装の車1台がやっとの道を進むと、購入した土地に到着、6
    m高のGPアンテナを設置し、20km程離れた通信先との電波伝搬状況を調べ
    ました。
    見通し距離が基本のUHF帯の電波、場所と出力を変えながら、なんとか届くこ
    とが確認できました
    巻き尺を持って走り回り、一番近くの電柱との距離を計るなどして、周辺図面も
    作成、電気を引いてもらう準備もしっかり。
    通信する事も楽しいですが、構想を実現するための準備作業(手間がかかりま
    す)もたくさんの発見があります。楽しい~

    まわりに人家は無し、日陰もなし~ 熱い~

     

  • 車でも充電

     今年の冬は雪が少なく冬タイヤが力を発揮したのは数回、地元のドライ路面
    ではタイヤを摩耗させるばかりです。都合をつけてやっ~と夏タイヤへ交換
    を終えました。なんともう6月
    交換の待ち時間、突然?iPoneがエネルーギー切れ困りました。毎日決まっ
    た時間に充電する習慣もないため、最近こんな場面が増えました。思い当たる
    のはAPRSのソフトPocketPacketがかなりの電気食いらしいこと。この
    ソフト、ハンディ無線機の電波が届かなかったり、無線機が使えない時にAPRS
    メッセージ交換ができるなかなかの優れものですが・・・。
    これを機に車内でiphoneやiPadを充電出来るようにしました。方法は簡単、
    専用のUSB充電器が販売されています。選んだのはバッファローの2.4Aのシガ
    ーソケットタイプ、USBが2つ付いています。車内の電源供給ソケットに刺す
    だけ、ちなみに電流容量が大きい別のタイプは長さがあり、ソケットから頭が
    飛び出します。
    車移動をさらに快適にする意味では、APRSの電波も車外のアンテナから飛ば
    したいのですが、運転の未熟さからモービル運用を控えている身としては悩み
    どころです

    納まりのよさに存在を忘れてしまいそう。(オーディオプラグはiPhoneをつなぐ音楽用)

     

  • この時期の旬

     そろそろシーズンのイサキが店頭に並んでいました。生きがよく、「買って
    買って」と訴えています。こうなると俄然買いモードになってしまいます。魚が
    もう疲れました~」の様子ではスイッチはオフのままです。
    頭の付いた魚を並べているこのお店は内蔵や鱗は取ってくれません。当然キッチ
    ンで格闘となりますが、鮮度がいいと内蔵やえらの処理はスムーズ、嫌な匂いも
    ありません。ややサイズもあったので、アクアパッツァが浮かびました
    久しぶりなのでレシピを見ながらの挑戦です。探したレシピとは違いますが、
    魚に焦げ目をつけたことが頭に残っていたので、一手間かけてみました。残った
    白ワインはそのまま食卓に 
    数日後、これもこの季節だけの稚鮎が並んでいました。自分で料理するのは初め
    てですが、天ぷらにしたら最高でしたさっぱりしながらも深みのある鮎の味
    、サザエ(これもこれから、親父さんから城ヶ島産だよと勧められた)も加わっ
    てこの日もお酒がすすんでしまいました。食材は旬に美味しく頂きましょう。

    味付けはとってもシンプル、アサリが入るのがポインかも
     
     

  • 感じたことはたくさん

     耳が聞こえない方たちとの旅に参加しました。重複して目も不自由な方、高齢
    で車椅子の方もおり、男性の手(力?)はそれなりに役立つようです。聞こえる
    人の多くは手話通訳者です。普段、旅は無理という方も不安なく参加、楽しめる
    ように工夫がされています。地元の手話サークルならではの企画です。
    行き先は南房総一泊2日の旅、鴨川・館山を巡りました。個人的には団体旅行は
    ないので、新鮮な体験もありました。
    ・立寄った城西国際大学、キャンパスの学食で昼食です。高台の緑に囲まれた
     嶺岡山系を望む好展望の場所、学生生活がこんな場所で出来たら最高ですが、
     気づくのは社会に出てからです。学ぶ学生の姿は新鮮でした(あの日に帰りたい~)
    某鉄道系列の宿、知名度もあるのでそれなりにと期待したのですが・・・
     私の舌には塩味が強ずぎ、海のそばですがお刺身は(私の歳のせい?)
    聞こえない方のTV、朝ドラ「ととねえちゃん」画面に文字を表示して楽しんで
     いました。会話の文字が、言葉の雰囲気を感じさせる工夫はなかなのものです。
     文字が無い昨夜の接戦の女子バレー、興奮度はどのくらい伝わっていたのでしょうか?
    温かい心、手話通訳の方たちは場所場所で、聞こえない方が楽しめるよう
     に動いています。重複で目の不自由な方には触手話(1対1)、さらに手で触
     れるものはさわって形や感触を体験してもらいます。砂浜では車椅子を波
     打ち際まで持って行き、波に触れてもらいました。
    感じたことはまだまだたくさんありますが、みなさんの笑顔がなりよりでした。

    <番外>鴨川・館山にはD-STARのレピーターがあるはず、持参したハンディ
    トランシーバーでそれぞれにアクセスを試みましたが、応答がありません
    マップで場所を確認し、良さそうな場所に移動しても同様です。JARLのD-STAR
    リピーター設置基準はどんなものなのでしょう?

    羨ましい学びの環境

    宿は南国ムードでしたが・・・

    宿から見えたダイヤモンド?富士

    この季節のお土産は枇杷、大当たりでした

  • 夜の1時間

     のんびりムードの夜、ローカル局に頼まれていた「音声デジピーター」の製作
    にトライしてみました。少し前にプリント基板が出来上がっているので1時間
    で完成です。オリジナル基板の力は強力表面に部品と値も印刷してあるので
    何も考えずハンダ付けに専念できます。
    作業が進むうち設計ミスに気がつきました。ソケットにセットしたICと隣のコン
    デンサが干渉してしまうのです。耐圧を下げれば一回り小型のものがあるとは思
    います。強引に干渉しない方向に倒しました。ちょっと見栄えが悪いです。(動
    作には問題ありませんが・・・)
    あとはPICのプログラムを固有のコールサインに変更して書込むだけです。
    配線が必要ないので楽しいお遊びとなりました。

    大きな問題は無いものの、手直ししたい部分も幾つか

    スッキリの裏面

     

  • 2200m

     2200mとはアマチュア無線に許されている一番低い周波数135KHzの1波長の
    長さです。NHK第一が594KHzですから、さらに低いことが想像がつきます。
    市販の無線機はほとんどなく、巨大なアンテナが必要なことから日本で取組んでい
    る方の数も数十人、実際に電波を出しているかたはさらに少ないと思われます。
    そのような状況なので技術情報も乏しく、通信相手も非常に限られます。が~
    その難しさに魅力を感じます。実験を積重ね自分で課題を解決してゆく面白さがあ
    ります。
    アマチュア無線は交信のみを楽しむかたも多いですが、それを最終目標に、それに
    至るまでの自由な研究を楽しむ方もたくさんいます。その方たちとの会話は楽しさ
    が高まります。定番の1/2波長、1.2Kmのアンテナはとても設置できませ
    んのでさまざまなアイデアが試されています。
    まったくの初心者なので、まずは受信からスタート、簡単なアンテナとSDR受信
    機でやってみようと思います。
    とりあえず道具を用意しましたが、小型の簡単なアンテナでは目的の電波を捉える
    まではかなりの試練がまっているようです。いろいろ実験して楽しんで(苦しんで)
    みたいと思います。送信には巨大なアンテナが必要になりますが、まだ先はまった
    くみえません。ワクワク感がたまりません

    FET/transistor構成の超小型ホイップアンテナ(中央)・SDR受信機(右)

     

  • 本物が見れた

     本屋さんで目に止まった「華麗なるウイーン音楽紀行」の文字、「家庭画報
    創刊700号記念とあります。 手に取ると見開きで学友協会の黄金のホールが
    とびだして来ました。ハーモニカコンテストの帰りに立寄った懐かしい景色です。
    毎号には目を通さないものの、相変わらずの質の高い編集です。
    ページをめくるうち、構図と色使いが魅力的な切り絵に出会いました
    昆虫や里山で著名な写真家の今森光彦氏の切り紙でした。なんとも心を揺すら
    れます。写真では満足できず、本物が見たくなりました~
    調べると高崎市美術館で切り紙展が開催されています。遠い~でも本物が見たい
    強い衝動から急ぎ昼食をとってから高崎に向かって車を走らせました。片道
    150Kmの距離ですが苦になりません。
    まえに熊田千佳慕の展覧会で来た事が有り、場所も駐車場も記憶に残ってスム
    ーズです。
    展示はとても素晴しく感動、来た甲斐がありました。三階の展示室に入る
    と、圧倒的な存在感の切り紙作品が並びます。一瞬、アンリルソーを思い起こ
    されました。やはり実物をみないとこの感動はもらえません。細かい作りや、
    微妙な立体感まで伝わってきます。私の一番は<ウソとコブシ>、<里山の生
    態系>です。
    一緒に展示されている習作は、作品が精密な設計から成立していることを表し
    ています。展示は、切り紙・切り紙の立体昆虫・写真など、展示数も程よくす
    べての作品を一つ一つ味わえます。お勧めの展覧会です

    今森さんと並んで写真がとれます。エントランスは写真

    買わないと決めている(保管場所の関係)画集ですが、今回は