障害を持つ方の旅行に参加しました。車椅子や手を引くなどの介助が必要な方
々の旅行には、男手が必要ということで声がかかるようになりました。メンバー
は19人、障害を持たない6人のうち男性は私一人です。
電車に乗る時に毎度気になるのは、一般の方々が自分のことで精一杯で、まわり
には気をかけていただけないことです。 私が車椅子を使っていたらきっとめげて
しまうでしょう。
駅などのバリアフリーは確かに進んでいますが、人のバリアフリー?は変わって
はいないように感じます。大切な事に手がつかられていないような~、未来が不
安です。
旅行ではいろいろと見学や体験をしましたが、私の興味を引いたのはフレスコ画
でした。かつてイタリアを旅行した時にはじめて本物を見ました。
フレスコ画は壁に漆喰を塗り、漆喰が乾かないうち(フレスコの状態)顔料を使
って描く方法で、書き直しが効かない難しさがある絵画技法と紹介されています。
ゆっくりと地方の田舎町をめぐっているうち、その魅力を感じるようになりまし
た。特に色、時代を経てもその発色が素晴しいです。
その絵はヒゲタしょうゆの醸造蔵に飾られていて、操業385周年を記念して日
本人の坂田夫妻(イタリア在住)によって製作とありました。
保存の為でしょうか、暗くて遠くからしか見られなかったのが残念でした。
楽しむ余裕がないと思っていましたが、思いがけないところで楽しませていただ
きました。
醸造蔵のここだけは写真撮影OK
小江戸佐原の舟めぐり、ちょっと異次元体験