「疲れた体を癒すには温泉でしょう。と嫁さんと意見が一致、ですが・・・
期待を裏切られるのがいやで冒険はできません。やはり、かってを知っていると
いう事で大町を目指しました。松本の女鳥羽で定番のきのこおろし・馬刺・ざる
を頂き、変わらぬ味を楽しみますが、昔の建物が懐かしく思い出されます。実は
お店は数年前に建て直されました。昔を忠実に再現していますが、やはり匂いは
現代です。再開発がすすむ町を散策(観光はしません)し、老舗の和菓子屋さ
んを覗き、季節を感じ舌も楽しみます。
大町から山道に入りますが、この時期は雪が心配です。でも雪の壁も低くなっ
ていました。道路脇の巨大な除雪車ももう出番はないのかもしれません。でも冬
タイヤがなければ来られない場所です。
他に宿泊の方も無く、貸切のお風呂で体も心も自由になれました。
ギャラリー展示が変わっていたのでお話を伺うと、春になったら新作をもってき
てくれるとの事。アトリエが松川と聞き、帰りに寄って見ようということになり
ました。
都会のギャラリーの個展は情報がないと敷居が高いですが、旅先の宿では偶然に
好みの作品に出会う機会になります。湯宿に長逗留した芸術家が残した作品もよ
く見かけます。芸術家と湯宿は今も縁があるようです。
女鳥羽そば、小上がりは健在
馬刺も
雪壁は小さく
雪見の露天