カテゴリー: 日記

  • 雪の湯宿

     「疲れた体を癒すには温泉でしょう。と嫁さんと意見が一致、ですが・・・
    期待を裏切られるのがいやで冒険はできません。やはり、かってを知っていると
    いう事で大町を目指しました。松本の女鳥羽で定番のきのこおろし・馬刺・ざる
    を頂き、変わらぬ味を楽しみますが、昔の建物が懐かしく思い出されます。実は
    お店は数年前に建て直されました。昔を忠実に再現していますが、やはり匂いは
    現代です。再開発がすすむ町を散策(観光はしません)し、老舗の和菓子屋さ
    んを覗き、季節を感じ舌も楽しみます。
    大町から山道に入りますが、この時期は雪が心配です。でも雪の壁も低くなっ
    ていました。道路脇の巨大な除雪車ももう出番はないのかもしれません。でも冬
    タイヤがなければ来られない場所です。
    他に宿泊の方も無く、貸切のお風呂で体も心も自由になれました。
    ギャラリー展示が変わっていたのでお話を伺うと、春になったら新作をもってき
    てくれるとの事。アトリエが松川と聞き、帰りに寄って見ようということになり
    ました。
    都会のギャラリーの個展は情報がないと敷居が高いですが、旅先の宿では偶然に
    好みの作品に出会う機会になります。湯宿に長逗留した芸術家が残した作品もよ
    く見かけます。芸術家と湯宿は今も縁があるようです。

    女鳥羽そば、小上がりは健在

    馬刺も

    雪壁は小さく

    雪見の露天

     

  • 普通の生活

     突然の母の入院から4週間~、やっと退院にこぎつけました
    嫁さんと1日交代で病室に泊まり、朝・昼・晩の食事とトイレに付き添いました。
    90を超える高齢の為、長期の入院は復帰の生活に大きなダメージとなります。自
    宅に帰る事を目指し頑張りました。
    驚いたのは、退院の話が出た時、先生がケースワーカーの話を始めた事でした。高
    齢者が一度入院してしまうと、自宅に帰る事が難しく、施設にお世話になるのがほ
    とんどのようです。介護のレベルが上がってしまうと自宅での介護を諦めざるをえ
    ないは理解できます。自宅へ連れて帰る事を伝えると、なんと退院までの間に
    さまざまな介護の方法を実践で指導していただけたのです。(車椅子への移動・体
    の清潔の保ち方・床ずれの防ぎ方・などなど)
    看護相談室という部門もあり、自宅へ帰る為のいろいろな準備でもお世話になりま
    した。治療に留まらない医療のあり方を考えさせられました。(恵まれ過ぎ?これ
    あたりまえ?)
    長い期間病院に通い、泊まりもしていたので、医師や看護師さんたちの仕事をか
    いまみる事になりました。ほんとうに厳しい仕事です。看護学校が併設されている
    関係からか若い方が多かったのですが、みなさんとても頑張っていました~。
    言葉を尽くしても足りませんが、感謝・感謝です。
    又、2年前に建て替えたバリアフリーの家が生きました。普通の日々を少しでも良
    い状態で過ごせたらと思います。

    今は嫁さんと私が、ボロボロになった生活を少しずつ取り戻す毎日です。

    初めて役に立ったスロープ

    広く作って

     

  • ポスターに誘われ

     このごろ気になる映画がたくさんあります。邦画では直木賞受賞作家天童荒太
    悼む人」、洋画では「シェフ」、「きっと、星のせいじゃない」どれも良い作品
    の気配です。悼む人にはファンの石田ゆりこさんが出演されています。これらは
    2月中旬以降のからロードショーです。
    ディズニーの「ベイマックス」も外せないな~と映画館に行ってい見ると、なにや
    ら面白げなポスターが目に留まりました。NHK朝ドラ「マッサン」で鴨居の大将
    こと堤真一さんが主役の 
    様はバリにいる」。疲れ気味の気分が楽になれるかも
    ?と、予定外に誘われてしまいました。登場人物はたったの5人、うっすら霧がか
    かった頭でもこまりません。質のよい笑いをもらって元気はでましたが、わざわざ
    映画でなくてもの感じ・・・。下調べは大切でした。
    最近は映画は安く観られるようになりましたが、上映期間や場所の制約があります。
    一ヶ月に3本の映画はかなりハードです。 好きな時に大スクリーンと音響を独り占
    めにできる仕掛けがあってもよさそうに思うのですが。

                     B A L I

     

  • お昼の逸品

     ある日の昼はブロッコーリーパスタ。本当のレシピはキャベツとアンチョビ
    なのですが、キャベツは使い始めはいいけれど、になると色も味も今ひとつ、
    ある時えいやーとブロッコリーを使ってみたらこれが大正解、それから何回も
    作っています。緑が映えて見た目も綺麗です。
    オリーブオイルでニンニクと自前の鷹の爪を炒め、パスタの茹で汁と少量の顆粒
    コンソメ・アンチョビを加えます。
    平行作業でパスタを茹で、茹で上がる3分くらい前に一緒にブロッコリーも茹で
    てしまいます。基本的にこれ以上の味付けはしません。我家は’超’薄味でOK
    ポイントはアンチョビ、これを間違えるとすべてが無駄になってしまいます。
    いろいろ試しましたが現在はこれに落ちついています。
    簡単、でも味はお店以上??です。(近くには美味しいイタ飯が無い~ので)

    自己満足の逸品

    お勧めのアンチョビ

     

     

  • とびいりの演奏会

     友人の演奏会に行く予定をしていましたが、「せっかく来ていただけるなら一緒
    に演奏しましょう」という話になり、主役の女性二人におじさん二人加わって、ア
    ンサンブルを披露することになりました。直前でのお話だったので、4人そろって
    の練習はできません。当日の出演直前にリーハーサルしただけの即席カルテット?
    です。
    場所は都下の公民館、とはいってもやはり緊張、いつもながら本番の怖さを味わい
    ました。
    先生からは常に音楽性を意識すること云われています。演奏出来るだけではダメ、
    音楽になっていなければならないということです。クロマティックハーモニカの素
    晴しい音が届いたでしょうか
    声をかけてくれる仲間がいる事に感謝、また一緒に演奏出来るように練習を続け
    たいと思います。
    演目は
        ・愛の挨拶   エドワード・エルガー (デュオ)
        ・ユーモレスク  Antonin Dvorak   (ソロ)  
        ・ババリア・ウッドペッカー      (ソロ)
        ・花は咲く    菅野よう子     (アンサンブル)
        ・さんぽ     久石 譲      (アンサンブル)
        ・セレナーデ   Tommy Reilly    (アンサンブル)

    多彩な音楽の世界を知りました

  • QSOパーティ

      無線家の新年の挨拶はQSOパーティからはじまります。37年ぶりにカムバック
    して3年目、ほとんどがDX(海外局との交信)なので国内交信は久しぶりです。
    お祭りのイベントとして十二支のシール集めがあり、お約束の20局の交信を達成
    するとその年の干支のシールが貰えます。毎年達成しても12年、1年外すとさら
    に12年かかります。コンテストと違って競争ではないのでいたっての~びりして
    います。
    今年は年末31日にアンテナを上げてデビューした1.2GHzでもオンエア。相手
    がいないと聞いていたのですが、約10m程の低いGPアンテナでも 6局と交信で
    きました。光に近い性質を持っているため、見通し距離の通信となります。都内の
    お相手は高層マンション75m、高さがアドバンテージです。

    ちなみに海外局との交信はもっと低い周波数を使って地表からの高さ約400Km
    電離層の反射を利用、地表との反射を数回繰り返して電波が届きます。状況によ
    りますが1スキップで4500Kmの伝搬となります。途中のエリアはスキップゾ
    ーンといって電波は届きません。参考までに、日本列島の距離はおよそ3000km。(不思議です・・・) 

    規程の20交信をクリア、早々に今年のシール「羊」をゲット
     

  • 電波予報

     天気予報は日々の生活に必須の情報ですが。趣味の無線でも電波伝搬予想なる
    ものがあります。
    Voice of America (アメリカ合衆国政府が運営する国際放送)の電波伝搬予測
    ソフトをアマチュアが利用出来るようにしたVOACAPというものです。電波伝
    搬は太陽活動・季節・昼夜など、自然現象の影響で 大きく変わるため、経験が
    ものを言いますが、これを利用すれば初心者が偶然をたよりに通信相手を探すの
    ではなく、可能性をみながら無線を楽しむことができます。
    この他にもアマチュア無線には運用を助けてくれる仕組みがいろいろあります。
    DXクラスターという交信データベースは、何時どの周波数で誰と交信出来たか
     をワールドワイドのデータベースに登録して、皆が見るもの。多くの方が登録
     をほぼ リアルタイムにされて、予報より確度があります。
    REVERSE BEACON NETWORK
     世界のおよそ100ポイント程の場所で自動受信したCW(電信)の通信を自
     動解析して、情報をデータベース化して皆が見るもの。
    個人情報の??は分かりませんが、無線機の前に長時間座って偶然の交信を楽しむ
    ことは少なくなりました。ターゲットを決めて、周波数と時間を考えワッチをして
    います。

    VOACAP、さっそく使ってみましたが、かなり使えそうです。

    フランスとの通信の可能性をシミュレーション
     日本時間では16~19時/20~15Mhzがオープンと読める。
    <結果: 18:00 21MHzで F(フランス)、DO(ドイツ)と交信>
     

     

  • 手作りローストビーフ

     シンプル素材の美味しさに感動和風ロースとビーフに挑戦しました。調味料は
    しょうゆ、酒、水、砂糖、他は肉にすり込む塩、焼く油だけです。
    フライパンで肉の表面(6面)を中火で焼き、弱火で約10分蒸し焼きに。これ
    だけですが、美味しいロースロビーフが作れます。ポイントは牛肉を調理する前に
    冷蔵庫から30分から1時間程冷蔵庫から出しておくことでしょうか。汁にゆずの
    絞り汁を加えるなど工夫するとさらに
    ローストビーフは買うものと思い込んでいましたが、手作りでも十分満足できます。
    料理教室で学んだことの再現ですが、嫁さんからもをもらいました。
    簡単なのでいつでも作れそうですが、大きな肉のかたまりはクリスマスや年末でな
    いとお店に並びません。お店に頼んでおくと手に入ります。

    ワインのおつまみに~

    ビーフシチューも作りましたが、やはりワイン~

     

  • 真空管

     真空管展なるものが開催されているのを知り、覗いて見ました。今や目にする
    こともないので、言葉さえ知らない方もいるかも知れません。
    初めて無線のライセンスを取ったのは高校生、まだ真空管が全盛でラジオやTVに
    使われていました。無線機も真空管を使って自作、ジャンクのTVの水平出力管を
    取って送信管に使いました。( 6146・807・2001などの番号が頭の片隅に残っ
    ています )個人のコレクションの展示のようで、数は多くはありませんが、その
    歴史がていねいに紹介されています。
    真空管は、その構造にヒーターという発熱器を持っており、それがほんのりと灯
    ります。これがいかにも「私頑張ってます」を感じさせ、ファンの心をくすぐ
    ります。もう使う事もありませんが、改めて技術の歴史に思いをめぐらす時間を
    持ちました。
    今はなきTRIOや憧れのコリンズの無線機の展示もあり、その質感やデザインが
    素晴しい物であった事を感じます。
    それにしても、この県立現代産業科学館なる立派すぎる施設は、その機能を十
    分発揮できているのでしょうか?余計なことですが~

    入場者は私のみ

    懐かしい顔もあり
     

    憧れだった名器 ’コリンズ’

     

  • ごろり年始

     家族の顔が揃い、こころ穏やかな新年をむかえることができました。
    年の瀬のわが家の大事件も、年末にはなんとか良い形におさまりました。いまの
    この時間を幸せに感じています。
    年賀状も頂いたお返事のみ書く事に、考え方一つで気持ちも変わります。
    歩いて10分の小さな神社に初詣をし、おせちとお雑煮を食べ、ゴロゴロしなが
    ら本を読み、2日は無線のQSOパーティに参加しました。こちらものんびり会
    話を楽しみました。普通の時間の大切さが身にしみます。
    12月の総選挙とその結果、憲法解釈/原発問題、実態を反映しない株価の上下
    と高値、過激な事件、さらにTVをつけると目に付く宝くじのCMなど・・・
    違和感を感じます。私の頭の老化が進行しているようです。
    自覚症状も感じられないほどの重症なので、2015年は自由に生きさせて頂き
    ましょう。

    近くの神社へ初詣

    おせちはこんな感じ~

    何でも