カテゴリー: 日記

  • 色あせない魅力

     20年以前の設計・製造ですが魅力的な無線機があります。かってな私見
    です・・・1995年に発売されたKENWOODのTM-833という機種です。
    1200MHzと430MHzのデュアルバンドという今ではありえない仕様、
    一目見て惚れ込み、ネットで探しまわり、壊れた時の部品取りを考え2台も求
    めてしまいました。(製造が20年以上と古いので修理部品が無い場合が多い)
    面白いのはこんなに古い機械でも探せば有るという事一台はヤフオク、もう
    一台は地方の中古無線機のお店でした。
    一応完動を確認して求めましたが、リスクもあります。 一台は’一見’動きまし
    たがさっそく不良箇所が見つかりガッカリ〜
    でも使ってみたい一心で、横浜のケンウッドの窓口に持ち込み修理をお願いし
    ました。実はここは受付だけで実際の修理は横須賀との事。
    原因は電源回路のコンデンサの不良古い機器ではよくあることです。予想
    通り修理部品が無い時はもう無理と説明を受けました。 それにしても可能な
    修理は受けつけてくれるというのはたいしたものです。とあるメーカーは生
    産終了後15年以上は無条件に修理しないと明言しています。
    メーカーの事情は少しは理解できますが、可能な範囲で修理はして頂きたい
    ものです。
    壊れたら修理して長く使って行くという文化が再び戻ってきてほしいと思
    うのは懐古趣味でしょうか

    老体2台、第二の人生〜

    周波数ズレは自分で調整も <確かな測定器が必須>

     

     

  • 弦の音色

     ムジークフェライン室内楽団の第11回定期演奏会が横浜でありました。今
    回は都内から離れた横浜みなとみらいホールです。馴染みのあるホールですが、
    開演が19:00なので帰宅が深夜になって厳しい場所ではあります。それで
    もいつも大きな感動をもらええるので、時間の都合がつく限り足が向きます。
    この楽団は選曲も魅力で、いつも新鮮な感動をもらっています。
    今回は
     ・ハイドン     弦楽四重奏曲 第79番ニ長調 作品76-5 「ラルゴ」
     ・ベートーベン   弦楽四重奏曲 第8番ホ長調 作品59-2 「ラズモフスキー第2番」 
     ・チャイコフスキー 弦楽四重奏曲 第1番ニ長調 作品11

    すべて素晴らしい演奏でしたが、わたくし的には2番目のベートベンが特によ
    かったです。男性4人の力強くまた繊細な演奏に引き込まれました。
    まだ若いメンバーたちは別に仕事を持つアマチュアなのですが、プロにも引け
    をとらないレベルの高さです。久しぶりに生の弦の音色に浸れた幸せな時間でした。

    開場前に簡単に食事を済ませたのですが、毎度ながらみなとみらいの食べ物屋
    さんは全くわからず、以前入ったことのある四川の麻婆豆腐が人気?の陳建一
    麻婆豆腐店
    に〜、でもけっこう満足できました。激辛ですが〜

    小ホール 開演前デス

    広告無しの立派なプログラム

  • 空高く

     ついにわが家にも15mのコンクリート柱が建ちました。実高は13mくらい
    でしょうか。これで本格的なワイヤーアンテナの実験ができます。
    15mの長さのコンクリート柱をどうやって運んで来るのか?運び込むのか?道
    路の通行は?などの心配をよそに、作業は順調に進みました。2本のコン柱を積
    んだ大型トラックが自宅前に横付けしたときは、あまりの大きさにご近所の目も
    ありちょっと焦りました。事前に借りておいた近くの空き地で小型のトラックに
    積み替えて敷地内に運び込みましたその仕事ぶりは唖然として見守るばかり 
    建てる場所にもかなり悩みました。32〜35mくらいの間隔が欲しかったので、
    事前にレーザ距離計を使ってあれこれと実測しました。楽しいはずなのですが?
    一人で決めなければならないプレッシャーで一杯でした。 
    終わってみれば、なんとも今までそこに立っていたかのようにまわりの景色に同
    化しています(私だけの感想)
    ここまでくるのにたくさんの方に助けて頂きました。私はコンクリート柱には登
    れませんので、これからも友人達の手を借りなければなりません。
    たかが趣味ですが、一人では出来ません。友人達と関わりながらアンテナの実験
    を楽しみたいと思います。 

    コン柱到着 長い・重い

    建柱

    空高く2本の間隔は約33m

     

  • 悩みました

     
     車から電源を得る方法として、一般的には手軽なシガーソケットですが、
    電流は5Aくらいが限度でしょう。それ以上となるとバッテリー端子から
    直接引き出す必要があります。
    簡単には行かないと思いつつ重い腰を上げ、ボンネットを開けてみたらお
    目当てのバッテリーが見当たりません
    ディーラーの整備士さんに尋ねると、意外にも後ろの荷室にある事が判明、
    バッテリーケーブル引き込み問題が一気に解決してしまいました。バッ
    テリーは前のボンネットの中とばかりとの思い込み、思い込みは怖い
    配線に取りかかるとまたまだ難題が〜。バッテリー端子に合うナットが
    見つかりません。ピッチゲージの登場となり、M6 1㎜ピッチと判明する
    もー(マイナス)端子には合いません。またまた整備士さんに相談、マイ
    ナス端子のピッチが少しつぶれていたようで、ダイスを使ってネジを復活
    してくれました
    モービルのAPRSシステムが一歩進みました。ここまで来るのに
      ネジの規格・電線の太さと流せる電流・ヒューズの種類と形
      ・DC電源の分岐方法・バッテリーの種類と充電方法
      ・専用の工具(ピッチゲージ・ダイス・タップ)
    などたくさんの事を学びました。苦しみでありますが、終わってみれ充実
    感でいっぱいです。 

    バッテリーは意外な場所荷室の下に

    ビッチゲージ

    自作のケーブル(5.5sq)&ヒューズ、接続はAPP アンダーソンパワーポール

     

     

  • 埋蔵文化財調査

     まったく縁の無い言葉ですが、突然我が身に降り掛かってきました
    家(アトリエ)を建てるに当たって市の許可が必要なのですが、そこは埋蔵
    文化財がある場所との判断で、試掘調査(事前調査)を行うことになりました
    4年前に5mも離れていない場所に家を建てたのですが、そのときはそんな話
    はありませんでした。何故??聞くと担当者が代わったとのお話、気分次第で
    対応が変わる毎度のお話で〜す
    試掘調査の結果武家屋敷跡があるとの判断、発掘調査(本調査)となりまし
    た。 たくさんの人が鍬や竹ベラや刷毛などを使って地面を掘っていました。
    まるで奈良の遺跡調査の様ようです。(見て判る物は何もなかったデス)
    これにより建築開始が棚上げ、さすがに困りハウスメーカーの担当者にプレッ
    シャーをかけ、なんだかんだのやりとりをしていただき、条件付きでなんとか
    落ちつきました。
    不思議なのは、大掛かりな調査をして埋蔵文化財があるとしながらも、施主
    には具体的な説明なく資料ももらえません??。第三者に資料を見てもらい、
    建築を止めてでも保存する価値のあるものであるか判断してもらおうとも思い
    ましたが、とりあえず建物は建てられそうなので余計な事は止めました。もう
    関わりたくありません。何とも不信感でいっぱいの対応です。似たような話が
    メディアにも次から次に流れていて、何とも変な世の中になっています。
    これを変えられる人は誰

    大発見の予感?

    深くも掘ります

    何かあった? 何もありません(私見)

  • キトラ古墳

     吉野を訪れた帰り明日香に寄り道しました。こちらも久しぶり。ちょうど桜の
    時期、石舞台古墳の桜を思い出しましたが・・・行き先を決めかねていると駅前
    の観光案内所が目に止まりました。お土産屋さんのおばちゃんが案内をかねてい
    ます。「キトラ古墳は行った?昨年の9月にオープンしたばかりヨ、お勧め」
    の一言で、まだ行った事が無いキトラへ
    近頃、明日香村は広域に整備が進み、石舞台古墳もキトラ古墳もビックリする程
    きれいです。明日香なのに〜ちょっと寂しい気分にもなります。
    キトラの壁画の保存施設は文化庁・周辺施設は国土交通省と国が関わるとすごい
    事になるんですね
    館内は最新の技術を使って解りやすく案内がされています。でも、本物の壁画は
    見られません。学芸員?の方とのお話で、本物が見られる機会がある事を知り、
    後日申し込みをして1ヶ月後に再びキトラ再訪となりました。レプリカでは実感
    が湧きません。やはり本物が見たい1300年前の壁画を見られた喜びと、
    厳しい保存の実態を知りました。
    夜は奈良の馴染みのお店へ、季節的に淡竹(ハチク)のお料理が楽しめました。こ
    のお店は何時来ても感動をもらえます。

    古墳はひっそり、周辺はとっても近代的

    石室がレプリカとして再現されています。正面(北壁)の黒い丸が「玄武」、右(東壁)に「青龍」、
    左(西壁)に「白虎」、見えませんが手前(南壁)に朱雀、上(天井)に天文図

    奈良の夜の楽しみ

     

     

  • 吉野は花霞

     今年のは美しい姿を見せてくれましたが、ウイークデイの満開となって
    花の盛りをゆっくり楽しむのはなかなか難しいです。
    今年はタイミングよく空き時間ができたので、意を決して吉野山を目指しま
    した。とは言っても直前では宿が見つかりません。時すでに遅しです
    ついに素泊まりのお宿まで行き着きましたが、上千本へのアクセスと食事の
    事を考えると決められません。諦めず探し続け、数日前に老舗の竹林院が取
    れました。
    ソメイヨシノも綺麗ですが吉野の山桜は山と一体となった姿に趣があります。
    この季節大幅な交通規制となりますが、ここのお宿は車が止められ楽チン。
    馴染みの道を歩いて水分神社吉水神社如意輪寺蔵王堂と巡りました。
    陀羅尼助の藤井利三郎薬房のご主人との立ち話で、お店の看板の大きながま
    が桜の木で彫られているのをはじめて知りました。4月はじめがまに油をか
    けられる
    被害にあい(笑い話にもなりませんネ)、それ以来立ち番をしてい
    るそうです。
    久しぶりに来てみると吉野も大きく変わっています。経営者の世代交代もあ
    るのでしょうか、きれいにモダンになっています。でも吉野には昔を偲ぶも
    のが似合います。

    上千本から蔵王堂を望む定番の眺め

    作品風に〜 「目覚の吉野山」<朝の枝垂れ桜:如意輪寺>

    大きなの木彫りです お薬も有名

     

     

  • 今年の菜園

     時間単位の過密スケジュール(自分のせいです)でブログの更新が滞りました。
    (言い訳ですね)帰宅するとすっかり疲れて気力が湧きませんでした。ここ
    を訪れていただいたみなさまには大変失礼をいたしました少し区切りがつき
    ましたので、のん〜びりですがトピックを書いて行きたいと思います。
    思い立って今年は野菜の苗を植えてみました。キュウリピーマン唐辛
    をそれぞれ2本ずつです。
    ちょっと目を離しているうちにどんどん大きくなってしまったので、あわてて
    キュウリのツルを這わせるネットを張りました。一昨年までは竹で棚を作って
    いたのですが、忙しい今年はお手軽なネットを使ってみました。 
    ここまで来るにも、ほおっておいた畑の土づくり、小型耕耘機のエンジンが
    かからなかったりと(近くの農機具屋さんに持って行くと、マフラーに蜂の
    があったそう) 大変とビックリがありました。
    さっそくキュウリの葉が虫に食われていますが、よく見るとてんとう虫が〜
    てんとう虫は害虫を食べてくれるのでは調べると、てんとう虫もどきという
    虫がいるらしい畑もほったらかしとはゆきません。

    本当にこじんまりですが、収穫が楽しみ

     

  • アンテナが建った!!

     有志のアマチュア無線仲間と災害時の医療関係の通信のお手伝いをさせ
    ていただいています。市の担当と医師会の方々と一緒です。
    市の災害対応の無線システムに医療関係が含まれていないのは意外ですが、
    実務的に関わる方々の危機感からアマチュア無線の活用となった様です。
    庁舎を新しくすることからアンテナの設置をお願いしてきましたが、思う
    ようにはゆきません。いろいろな事がありましたが、実務にこだわる方々
    の思いでなんとか実践的な形になりました
    それにしても屋上タワーに設置したアンテナと1F無線室をつなぐケーブ
    ル長は約150m、通常では経験しない長さです。ケーブル種類や周波数
    にもよりますが、送信出力の80%をロスしてしまう感じに〜(20W
    で送信した電波がアンテナでは4Wになってしまうような世界)普段のア
    マチュア無線では出来ない体験、学ぶことがたくさんありそうです。
    これを解決するにはさまざまな工夫が必要ですが、その為の下準備はして
    あります。アイデアを出し合い整備を進めて行きたいと思います

    アンテナを遠望

    下2段のステージそれぞれにGPアンテナを設置

     

  • 大切な時間

     お天気に恵まれましたがコートが手放せないほどの肌寒さ、上野公園の桜は
    まだ4部咲きくらい、にもかかわらずごい人出です。
    本来なら人ごみは避けているのですが、今日から東京都美術館で「モダンアー
    ト展」が始まるので、絵を出品している友人と会って一緒に見るために出か
    けてきました。
    上京してきて1年ぶりに会う彼女は健康的でとても笑顔が素敵でした。お互い
    の近況を話合い(手話)再会を喜び合いました。 彼女の今回の作品はいまま
    でとちょっと違って心休まる明るさに溢れていました。まさに今の姿そのもの
    様でした。本人も今の気持ちがそのまま作品になったと言っていました。彼女
    の作品を長く見てきたので、絵に表現したものが強く心に響きます。芸術とは
    こういうものなのでしょう〜
    ちなみに今回の作品は賞候補となっていました。 
    彼女とは年齢差が30もあるのですが、絵を通じての交流は互いを尊重する
    大切な時間です。

    「春の虹」とあります

    桜並木は人で溢れ 

    美術館は人まばら ホッ