アマチュア無線は想像を超えた体験ができてとても刺激的です。今日は無線
中継局の保守にOM(先輩)に同行しました。まず周波数ずれを起こした無線機の
調整からです。測定器を持つ別のOM局を訪ね周波数カウンターを使って調整、
シグナルジェネレータで受信感度の確認をしました。測定器はどれも個人で購
入できるレベルのものではありませんが、お持ちの強者がおられます
無線機はケンウッドのTM-833、平成4年購入のシールが貼られています。な
んと24年前のもの、家電では10年使えたら当たりだったりですが、なんと
も感動です。こんなに古いものはメーカも修理を受付てくれませんし、修理や
調整も月単位、かかる費用も相当なものです。ですが、無線仲間に支えられて、
もし出来たらが現実になります。
調整が終わったその足で100Km先の房総半島南の丘陵地帯の中継基地に向かいます。
車1台やっとの林道をしばらく走り中継基地に到着、バッテリーのフローティ
ング充電器の交換、避雷器取り付け、無線機の交換を行いました。
私はこの場所は初めて、携帯電話のアンテナ群が並ぶ高台ですが、林道の奥の
奥、人家などもなくとても寂しい場所です。OMさんは先週、トラブルの応急
対応で、なんと夜の9時過ぎまで作業をしたそうです
今回は二人作業でなんとか明るいうちに林道から脱出できました〜
刺激的で楽しい山の日になりました〜
電波には好ロケーションですが寂しい場所、下の小屋には無線設備
災害時の稼働を可能にする大容量バッテリー