長い間空いていた席にに主がやってきました。主はKENWOOD
(ケンウッド)がなんと24年ぶりに発表した新製品TS-990
です。候補はいくつかありましたが、最新の設計であるこを重視、
結局37年前に使った無線機TS-510と同じメーカーに落ち着きま
した。当時はTRIO(トリオ)と呼ばれていました。縁があったと
いうことでしょうか。
発売したばかりで在庫がなく、当面入手は困難。が、富士無線さ
んの試聴会(実機の操作ができます)に足を運ぶうち、熱意が伝
わったのでしょうか~、なんとか手に入れることができました。1
週間前の成田(千葉県)店での試聴会にも顔を出し、次は秋葉原に、
これもまた縁でしょうか。
本体だけでも約25kg、設置作業も大変です。スイッチング電源の
採用で大幅な軽量化が図られていますが、この重さです。外部スピ
ーカーの納品は先ですが、本体に内蔵スピーカーがありますのです
ぐに稼働できます。さっそく200W免許の申請を行いました。
しばらくは狭いマンション生活ですが、リモート運用の環境が整っ
たらよい環境に引っ越して、フル機能で稼働してもらう予定です。
それまでじっくり操作を覚えて楽しみます。
ブログ
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主来たる
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モダンアート展
上野公園は雨、満開だった桜も雨に打たれ淋しい姿に、
花の終わりを告げていました。足は東京都美術館へ、モダン
アート展へ向かいます。手話サークルの友人(大学生のお嬢
さん)が出品の絵を見に行きます。彼女はろう者ですが、
健聴者と変わりなく行動しています。この自然な感じが魅力
でもありますが、絵の話をするときは更に輝いています。
モダンアート?の意味はよく分からず、理解できるか不安も
ありました。表現手法にこだわらず、アクリル絵の具/写真
/布/織物/金属などなどが自由に使われています。
写実的な表現はほとんどなく、絵を逆にされても分かりませ
ん。精神性が高い世界です。時間をかけ、丁寧にかかれてい
るのがかります。絵を前に、彼女も加わって手の会話が弾み
ました。日本画が好きな私には新鮮な体験となりました。 -
窓越しの花見
最近は窓が小さい家が目につきます。防犯のためでしょうか?
そんなことはつゆ知らず、家には大きな窓をたくさん付けました。
外回りの整備が進むにつれて、それがよかったと思われることが
見つかりました。足が不自由な母が、外にでなくても、わざわざ
窓を空けなくても、庭を眺められ天気や季節が感じられるこ
とです。
今、花の盛りを迎えた桜と椿のお花見が窓越しにできています。
家の間取りや資材は念入りに検討しますが、このような生活感ま
ではイメージできませんでした。家を建ててみて、建築がすべて
てでは無いことを知りました。生活全般から見ると、家回り(建
築では外構と呼んでいます)も大切な要素です。専門家であるハ
ウスメーカーももここまではフォローできていません。
心配な防犯はホームセキュリティを入れることになりました。 -
レベルアップして今年もスタート
尾瀬で活動しているボランティアの総会が前橋で開かれまし
た。フィールド活動がオフのこの季節、久しぶりに仲間と顔を
合わせました。
この日、前橋気象台の方の「山の気象」の講演がありました。
<山の悪天候は偶然ではなく、予め予測できる>という内容。
基礎知識の説明の後、昨年尾瀬で起こった落雷死亡事故と北
アルプスの山岳遭難事故、さらに平成23年7月の尾瀬エリ
アの集中豪雨について、地上天気図/高層天気図/雨雲レー
ダー動画/などがどのようであったかを具体的に解説いただ
きました。どれも予測でき、準備や中止の判断ができたとい
うこと。気象の知識と情報収集の力が求められますが、「尾
瀬のベテランとして、それらを身につけて生かす行動をして
ほしい」と静かながらも力を込めた言葉で話されました。私
たちもレベルアップして、より安全に自然を楽しめるように
活動をして行こうと思います。
総会では、3.11以後減っていた入山者が、以前のレベル32
万4千人に回復とのうれしい報告もありました。4月末より
今年の活動の始まりです。 -
一足早い都内
今年の桜の開花は突然早まり、入学式より卒業式を祝うこと
になってしまいました。都内の桜の満開の知らせを聞き、しだ
れ桜が有名な六義園に行ってみました。普段はあえて人での多
いところは避けているのですが、花は時期が外せません。
入口を入ると目の前に樹齢70年のシダレザクラがまさに満開
です。枝につく花が滝のようにしだれた具合がなんともいい景
色です。花にも勢いがあります。年はとってもこういたいもの
ですね。夜間ライトアップされた桜も、また素晴らしいでしょう。<六義園は江戸時代の大名庭園ですが、あの有名な三菱財閥の
岩崎弥太郎(土佐藩出身)の別邸になり、その後、東京都に寄
付され保存されています。> -
節分草
スプリング・エフェメラルをご存知?まだ芽吹きが始まる前、
落葉が積もった地面に、控えめにひっそり咲く花たちのことで
す。尾瀬ではニリンソウ・キクザキイチゲ・エゾエンゴサク、
が見られますが、身近では福寿草・カタクリ・節分草などです。
春の妖精とも呼ばれ、なんとも可憐な感じがいっぱいです。日
光に向かう途中のポイントは、カタクリの三毳山(みかもやま
)、節分草の星野町でしょうか。カタクリはまだ早いようなの
で、まだ行ったことがない星野に向かいました。栃木インター
を降りますが、マイナーだからでしょうか案内は何もありませ
ん。ナビを頼りに淋しい道を進むと、らしき場所に到着。近く
にいたおじさんに尋ねると、「まだ咲いているんじゃないの」
とつれない返事。地元の方には関心がないようです。コンパク
トなエリアに、節分草を発見でも最盛期を過ぎてしまって
淋しいかぎりです。あちこちあるき回ってフレッシュな花を探
します。さらに山に入った柿平もよい場所のようですが、アク
セスがあまりに不案内だったので諦めました。
春の妖精は、花期が短く出会うのがたいへんです。 -
戦場ヶ原も春の気配
明日の予報は快晴、今年はもう最後になるかも?と急ぎ
車にスキーを積み、奥日光に向かいました。
トロールの森のご主人の「今日はベストコンディション」
との言葉通り、樹林帯にはシャーベット状の雪が十分有
り、スキーも滑って快適なハイクとなりました。
赤沼に1台車をデポ、みなで湯滝に向かいます。湯滝→泉
門池→小田代の西→赤沼のコース、湯滝は1,410m/赤沼
は1,390m、若干下りのロングルートです。距離は約7~
8kmくらいでしょうか。一部雪が微妙な場所もありまし
たが青空とポカポカで、時折吹く冷たい風が心地よく感じ
られました。カラマツの枝先も赤くなり、一足早い芽吹き
が近い事を知らせています。
戦場ヶ原はもう春の気配がいっぱいでした。 -
電波はなにも変わっていないのに
米国ELECRAFT社 KX3には最新の機能があります。
RX I/Q信号というものが取り出せ、それをPCに取込み、
SDRソフトを稼働させると、今の受信周波数を中心に+
48KHzくらいの範囲が目で確認できるのです。信号の有
無、電波の形式(音声・CW・DATAなど)が画面で見え
ます。
昔は、ていねいに広い範囲を聞いて、目的の信号を探し
出したものですが、近年は効率のいい運用を目指し、目
で見てわかる仕組みで運用されているようです。
さっそくこの機能に触れてみたくなり、USBサウンドア
ダプター・PCソフトはNaP3を準備しました。英文と格
闘しながら一応動くところまではこぎつけました。
初体験ですが「う~ん」とうなってしまいました。
これでは運用がまったく変わってしまいます。これに限ら
ず、電波伝搬予報/DXクラスター(リアルタイムに珍局
の交信記録が世界的なデータベースにアップされる)など
を使った運用も当たり前になっています。電波の本質は変
わっていないのですが、情報を活用した運用技術がブレイ
クしていました。まだまだ奥は深いです。